州都セントポールでカキのフェスティバルに参加!

ミルシティ博物館の上からミシシッピ川を見る。川向こうにはセントポール。

 ミネアポリスは、ミシシッピ川の水力を利用した製粉業が発達してきた街。川沿いの製粉工場跡地には、工場をそのまま改装して製粉の歴史などを展示しているミルシティ博物館やシアター、レストラン、アパートなどが立ち、今は洒落たエリアになっている。

 このミルシティ博物館の上から川の対岸に見えるのがミネアポリスとは双子の都市と呼ばれるセントポール。ミネソタ州の経済の中心がミネアポリスなら、こちらは政治の中心と言える。

カキの殻が山積み。2014年で4年目になるオイスター・フェストは、今やセントポールの秋の名物だ。

 セントポールで、10月にオクトーバー・フェストをもじって開催されているオイスター・フェストに参加した。料理界のアカデミー賞とよく言われるジェームズ・ビアード賞受賞のシェフ、ラッセル・クライン氏がオーナーのレストラン「メリテイジ」を中心に、アメリカ各地のおいしいカキを食べるフェスティバルとして開催しているもの。

左:「はい、どうぞ」とアラスカ産のカキ。
右:ワシントン州ハマハマのカキはクマモトという日本原産の品種。エリアによって大きさや味が違うので食べ比べも楽しい。

 2014年は西海岸のアラスカ州、ワシントン州、そして東海岸のメイン州からカキ自慢の業者が参加して、目の前でどんどんカキの殻をこじ開けて出してくれた。生ガキが好きな人には、たまらないイベントだ。

Meritage(メリテイジ)
所在地 410 Saint Peter Street, Saint Paul, MN 55102
電話番号 +1-651-222-5670
URL http://www.meritage-stpaul.com/

公園にいた『ピーナッツ』の仲間たち。街中でもちらほらオブジェを見かける。

 このオイスター・フェストに向かう途中の公園で、木にもたれかかってお昼寝中のスヌーピーを抱くチャーリー・ブラウンを発見。と思ったら、ピアノを弾くシュローダーを見つめるルーシーなど、あちこちに『ピーナッツ』のキャラクターたちがいる。『ピーナッツ』の生みの親、チャールズ・M・シュルツはミネアポリスに生まれ、セントポールで育った。生まれ故郷でキャラクターたちもとても和んでいるように見える。

<次のページ> 旅の締めは正統派アメリカン・ブレックファスト

2015.03.23(月)
文・撮影=小野アムスデン道子