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塗るだけで見違えるハリ&ツヤ

 新しいファンデはヴィタルミエール イドゥラ コンパクト。この名前でピンときた人はかなりのシャネル通かも。

 ルミエールは“光”、イドゥラは“水”、水分をたたえたみずみずしさと弾むようなハリ感で肌本来のつややかさを再現するというもの。

 丸いコンパクトが新鮮な、エマルジョンタイプのファンデーション。全体の約30%を水溶性の保湿成分が占め、そのうちの約75%が水そのものという「みずみずしさ」にこだわり抜いた処方。

 プルプル系かと思いきやテクスチャーは意外としっかりで、なめらかなクリームを固めたような感じ。スポンジでのばすとみるみる肌と一体化して表面に水のフィルムを形成。毛穴や凸凹が一瞬にして目立たなくなり、肌がパンとしてくるうるおいのハリ感がたまらない。重ね塗りしても厚ぼったくならず、むしろ透明感が際立って素肌以上にキレイな肌がつくれる。

 実はここからが今度のファンデの頼もしいところ。時間が経っても肌がパサパサにならない、毛穴落ちしない。テカリやすい肌にも心地よくフィットして崩れてきたとしてもバレないし、気になる箇所だけさっと塗り直せば簡単にリセットできる。

「落ち方がキレイ」というのも妙な表現だけど、見た目が第一のファンデの役目を考えればとっても重要で、薄~くしなやかに密着し続ける“水感膜”の威力に尽きると思う。

 ファンデの重苦しさが気になる人、肌に疲れが出やすい人、そして、シャネルのファンデを初めて使う人にイチオシ!

今回はアジア女性の肌に合わせたシェード展開も注目のひとつ。ほんのりピンクニュアンスを添える12番、22番は、くすみが気になる肌にイチオシ。

シャネル ヴィタルミエール イドゥラ コンパクト
SPF15/PA++ 全6色 \7035(10/7発売)

Column

吉田昌佐美の“早出し”ビューティ裏ばなし

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2011.10.04(火)