1983年の発売以来、コラーゲン研究の最新知見を盛り込んで進化を重ねてきた資生堂の主力スキンケアシリーズ「エリクシール」。2006年から「エリクシール シュペリエル」とネーミングを変え、ラインナップも充実。この秋には9回目となるリノベーションを果たし、中身もパッケージも新たに登場。すでに発売されているのだけれど、今回のバージョンアップはかなり大掛かりで効果の期待も大! 冬に向けて新しいスキンケアを探している人はぜひチェックしてみて。
コラーゲンを“与える”から“つくる”へ、さらなる攻め!
「コラーゲンは年齢とともに減っていくから与える?」今回のパワーアップのきっかけはユーザーのこんな声にあったのだとか。これまでのエリクシールのアプローチとしてはコラーゲンを生み出す線維芽細胞の働きをサポートするとかコラーゲンを丈夫にする、コラーゲンが劣化するのを食い止めるといったものだったけど、これからは「コラーゲンをつくる」ケアへ。新エリクシールの大きな進化がココ!
その鍵を握るのが3つのコラーゲン。ひと言でコラーゲンといっても種類がいろいろあって、肌のハリに深く関わるコラーゲンI型・IV型・VII型に狙いを定めて働きかけるのがポイント。それも、肌を奥から支える真皮レベルから潤いを作り出す表皮、見た目の美しさを決める角層まですべてにアプローチできるのだから頼もしい。さらに美白有効成分“m-トラネキサム酸”が配合され、肌色悩みにも対応。ハリを高めて明るさと透明感を引き出し、肌表面をなめらかに。まさに大人の肌におすすめのデイリーエイジングケア。
なかでも注目なのが化粧水と乳液。どちらも肌質や好みの使用感で選べる3タイプが揃っていて、一緒に使うことで肌のバリア機能と保湿機能を強化して表情による角層の“折れ線”を防ぐ効果が。要するに潤いでヒタヒタに満たして肌をピンと張らせ、シワシワに見えないハリ肌を叶えてくれるわけ。乾きがちな肌にも吸い込まれるようになじみ、みずみずしい潤い感がずっと続く。これなら忙しい人も気軽に日常ケアに取り入れられるはず。
冬は乾燥との闘い→乾いた肌はハリ不足を招く→ハリ不足はシワ・たるみを呼ぶ。エイジング連鎖を断ち切るためにもこのコンビから試してみて!
Column
吉田昌佐美の“早出し”ビューティ裏ばなし
泣く子も黙る美容界のご意見番が、「これは面白い!」と認めた新作やビューティネタを出し惜しみなくご紹介!
2014.12.07(日)
文=吉田昌佐美