冬の間は肌も省エネモードでターンオーバーが乱れがち。肌表面に古い角質が溜まり、毛穴まわりも乾燥してザラつきやすい。そんな肌トラブルが一気に現れてくる春。そのままではスキンケアの効率も悪い(ちゃんと浸透しない)し、メイクの仕上がりにも影響する。とにかく不要なものは取り除くことが第一。肌に負担をかけないよう日常ケアで実践できれば尚よし。パワーアップしたRMKの「スキンチューナー スムーサ―(S)」はまさに味方となるアイテムですよ。

テクスチャーや香りの好みで選べる2タイプ。コットン派の人はRMKコットン(72枚入り 600円)をぜひ試してみて。水を含むとジェルのようなテクスチャーに変わるマッサージ面とふきとり面を備えた2ウェイタイプでスムーサーケアとの相性ばっちりですぞ。スキンチューナー スムーサ―(S)ライト/モイスト 各150ml 3,400円/RMK

洗顔後これ1本でなめらかスベスベ。潤い力も文句なし

 そもそもRMKのスキンチューナーは潤いを与え、肌のコンディションを整えるために開発された「保湿液」。食べて美味しいものは肌にもイイという考えのもと、アプリコットやレモン、オレンジエキスなどのデリシャスケア成分を配合。肌タイプやトラブル対応のラインナップを揃え、なかでも一番人気なのがこのスムーサ―なんですね。パワーアップ版には、肌をなめらかに整えるトウヒエキス(ビターオレンジ果皮エキス)と肌を保護するビルベリーエキスを新配合。不要な角質を取り除くと同時に健やかな肌環境を整えてダメージに負けない肌に。フレッシュな香りもこれからの季節にぴったり。

 手にとってつけるのもいいけれど、これはコットン使いがおすすめ。顔の中心から外側へ軽く拭き取るようになじませることで古い角質を優しく取り除き、潤いをすみずみまで届けてふっくらスベスベの柔肌に。その後に使う美容液やクリームの肌なじみもよく、何度も触れたくなる心地よさ。使い続けることで毛穴やキメの乱れをケアし、くすみのない明るい肌へ。パウダーファンデもするするフィットしてその威力を実感するはず。

 「ライト」はみずみずしいテクスチャーでレモンやフランキンセンスなど7種の精油をブレンドしたリラックス感あふれる香り。「モイスト」は少しとろみのあるテクスチャーでオレンジなどの爽やかな柑橘系にジンジャーやナツメグのスパイシーな香りがアクセント。どちらもすごくいい香りで保湿力もあるので、季節で使い分けてもいいかも。

吉田昌佐美(よしだ まさみ)
美容ジャーナリストの先駆者的存在。製品の特徴を的確にとらえた美容記事から、生活や精神のあり方まで含めた、まったく新しい美容論で多くの女性を魅了。CREA本誌では、毎回1つのブランドの魅力・実力にディープに迫る「吉田昌佐美のブランド魂発見!」を好評連載中。

Column

吉田昌佐美の“早出し”ビューティ裏ばなし

泣く子も黙る美容界のご意見番が、「これは面白い!」と認めた新作やビューティネタを出し惜しみなくご紹介!

2015.05.10(日)
文=吉田昌佐美