すっきりと上品なデザインの「水口」の茶器
◆「水口」の急須 4800元、茶海 1500元
こちらは、陶芸家・王文德さんが人材育成のために立ち上げた工房「水口」の作品。薄くて滑らかな肌触りで、使い勝手が良いとのこと。淡い色合いで、優美な美しさを放っています。
なお、茶海とは急須で淹れたお茶を一度移し、味や濃さを均一にするための器です。
台湾で人気上昇中。新進気鋭の作家の作品
◆「白花花」の小物入れ 3980元、急須 12000元
◆「studi.o17」の茶針 2800元(純銀、黃銅入りは2000元)
こちらは人気の若手陶芸家・陳迦恩さんが主宰する陶芸ブランド「白花花」の作品。「遊歴山水の楽しみ」というシリーズで、清国時代に刊行された彩色版画絵手本「芥子園画伝」から着想を得て絵付けされたものです。
繊細なタッチで山水や花鳥、女の子の姿がユーモラスに描かれており、随所に遊び心が感じられます。いつまでも眺めていたくなってしまう、そんな味わいのある作品です。
なお、急須に添えられた茶針(急須の注ぎ口に詰まった茶葉を取り除く道具)は「studi.o17」の作品。舞踊家でもあるアーティストが2018年に設立した金工ブランドで、金属で体の動きを表現しています。そのしなやかな形に見惚れてしまうはずです。










