外食が続いて栄養バランスが乱れてしまった、冷蔵庫の余り食材や消費期限が迫る調味料の使い方がわからない……体や台所をすっきりさせる“食の帳尻あわせ”のヒントを、フードライター・白央篤司さんが日々の食体験とともに綴ります。
どうにも辛いトマトソースが恋しい時はこれ!

「辛いトマトソースが食べたい!」
あまりにも暑くて、突然そんな思いが爆発した。暑さに疲れて癒されたいときは酸味がいいけれど(酢のものとかね)、暑くてなんだかイライラしていまうときなど、私は体が辛味を欲してしまう。辛さのバクダンで、体内にこもった熱を吹き飛ばしてしまいたくなる、というか。
タイ料理や四川料理、韓国料理もいいけれど、きょうはどうにも辛いトマトソースが恋しい。でもイチからトマトソースなんて作っていられない、というとき、頼っているアイテムが2つある。

マ・マーの「小鍋でつくるれる早ゆでスパゲティ Fine Fast 2/3サイズ」は従来のスパゲティ2/3の長さで、小ぶりな鍋やフライパンでもゆでられて、3分でゆで上がるのがうれしい。コンロの前にいる時間はこの時期、なるたけ短くしたいものだ。小ぶりな鍋だからお湯が沸く時間も短くて、さらにうれしい。
デルモンテの「基本の完熟トマトソース」は、味と値段のバランスがよくて気に入っている。スーパーによるが、安いときは1パックが二百数十円程度で手に入る。
トマトソースを温めて、ゆでたスパゲッティにかければもう完成だが、やっぱりたんぱく質と野菜も一緒にとりたい。今回は冷凍してあった鶏肉団子をトマトソースと一緒にしばし煮て、野菜室にあった小松菜も仕上げに刻んで加えた。
小松菜とトマトソースって意外な組み合わせに思うかもだが難なく合うし、細く刻んだ葉を入れることでパスタとソースのからみもよくなる。栄養面での“帳尻合わせ”、これでまずまずOK。あ、鶏肉団子が手に入りにくければ、ウィンナーやベーコンでも。サラダチキンをほぐして入れたっていい。
2025.08.29(金)
文・撮影=白央篤司