この記事の連載

学生気分が味わえるニューカレッジの回廊と中庭

 ニューカレッジへは、キャットストリートからホリーウェルストリート(Holywell Street)へ進みます。

 ここは第4作『ハリーポッターと炎のゴブレット』で登場しています。石造りの回廊は、ハリーがクラスメイトに「ハリーは臭い」と書かれたバッジを付けられ、からかわれる場面に使われています。

 回廊からも見える、中庭の一画の樫の木はドラコ・マルフォイが腰かけていた木。ハリーをからかったことで、ムーディ先生によってマルフォイはフェレットに変身させられてしまいます。

 ニューカレッジは入場料を支払えば、自由に見学できます。

ホグワーツ魔法魔術学校のダイニングホールのモデル、クライストチャーチ

 クライストチャーチはキャットストリートからハイストリート(High Street)→セント・オールデイツ(St Aldate’s)と進みます。

 クライストチャーチは1524年創設のオックスフォード大学の中でも広大なキャンパスのひとつです。ここにはホグワーツ魔術魔法学校のグレートホールのセットのモデルであるダイニングホールを見学できます。

 また、クライストチャーチの階段は第1作目『賢者の石』や第2作目の『秘密の部屋』でたびたび登場しています。残念ながら、クライストチャーチへは時間切れで訪れることができなかったのですが……。

 壮麗なゴシック建築のオックスフォード大学内の図書館や食堂をめぐると、どこかでハリーやロン、ハーマイオニーとすれ違えるのでは? という気がしてくることでしょう。

取材協力

英国政府観光庁

Starring GREAT Britain - the movie (JP)
https://youtu.be/zP9yUGuoxy0?feature=shared
HP:VisitBritain.com

古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●Instagram @chieko_koseki

← この連載をはじめから読む

2025.09.10(水)
文・撮影=古関千恵子