
東北新幹線などさまざまな路線が乗り入れる東北随一の交通の要衝、仙台駅。駅に直結する「エスパル仙台」は、本館、東館、S-PAL IIの3つの建物から構成されている、東北最大のショッピングセンター。
萩の月や仙台駄菓子、ゆべし、黒砂糖まんじゅうなど、宮城といえばがコレ! と言える、歴史に裏打ちされた代表銘菓が一堂に集まるほか、すずめの形をしたかわいい和菓子や、笹かまぼこをアレンジした缶詰など、近年話題を呼んでいる品も充実。
お土産選びに困った際にはエスパル仙台公式の、「宮城・東北グルメ図鑑(https://spal-gourmet.com/)」やインスタ「美味こよみ(@spal_bimikoyomi)」のチェックもぜひ。最新のお土産やグルメ事情など宮城のおいしいが情報が満載。
エスパル仙台
所在地 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
電話番号 022-267-2111
https://www.s-pal.jp/sendai/
◆元祖仙臺駄菓子本舗 熊谷屋「仙台駄菓子詰合わせ」

懐かしさ漂う仙台ならではの駄菓子の玉手箱
江戸時代から伝わる仙台の郷土菓子、仙台駄菓子をつくり続ける、創業300年余りの熊谷屋。
仙台駄菓子は種類の豊富さも特徴のひとつで、手土産にするならさまざまな味がぎゅぎゅっと入ったアソートを選びたい。
きなこの芳ばしさとコクのある黒糖の甘さが合わさった「きなこねじり」や、もち粉と砂糖、水飴を練って梅干しの種に見立てたピンク色の「うめぼし」、小麦粉と卵、砂糖を使った固めのパンをしそ風味の砂糖で味付けした「しそパン」など、味や形の違いはもちろん、それぞれに伝統の技が注ぎ込まれている。

赤い箱は素朴で愛らしく贈りもの向き。駄菓子を囲めば不思議と団欒のひと時となるので、家族や職場への手土産に選んでみては。
元祖仙臺駄菓子本舗 熊谷屋
2025.08.08(金)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史