〈知床〉旅の目的になる美味や癒やしもいっぱい!

◆絶景サウナで感動の癒やし⇒【北こぶし知床 ホテル&リゾート】

 知床で今、サウナ好き、温泉好きの間で大注目の場所があります。それが北こぶし知床 ホテル&リゾート。オールインクルーシブスタイルで、贅沢な滞在を思う存分楽しむことができます。

 大きな話題を集めているのが、2021年夏に誕生した絶景サウナ「UNEUNA(ウネウナ)」と「KAKUUNA(カクウナ)」。冬には流氷も見渡せるとあって、このサウナを目的にやってくる旅人も多数。

 さらに2024年夏にはルーフトップに気分爽快な外気浴スペース「TOKONOU TERRACE(とこのうテラス)」も完成。ここでしか実現できない、唯一無二のととのいを体感できるのです。

◆ウトロの夜を和やかに楽しむ⇒【知床酒場 ピリカデリック】

 ウトロ地区に泊まるなら、ぜひ和やかなムードで楽しい時を過ごせる「知床酒場 ピリカデリック」へ。この界隈で深夜まで営業している貴重な一軒です。

 ピッツァ、パスタのほか、充実したおつまみメニューが美味しく、道産クラフトビールも味わえます。

◆知床の意外な魅力をここで発見⇒【斜里町立知床博物館】

 世界遺産の大自然だけではない知床の魅力を知るなら斜里地区へ。斜里町立知床博物館などで、地域ならではの歴史・文化に触れることができます。

 知床斜里駅から徒歩約20分の知床博物館は、この地域の新たな魅力を発見できる貴重な場所。館内に無数に展示された剥製が圧巻で、併設された姉妹町友好都市交流記念館も必見です。

 斜里町と交流のある沖縄・竹富町の赤瓦民家などが展示されているほか、津軽名物・ねぷたも壮観。

 実は、斜里には津軽藩士殉難の悲話があり、1973年からは慰霊祭が行われてきました。

 それが縁となって、1983年から毎年7月には「しれとこ斜里ねぷた」を盛大に開催。次はこの祭りを目当てに、知床を訪れたくなります。

◆おしゃれな食堂&カフェでゆったり⇒【知床ごはん“tomoni”】

 知床斜里の町はずれに2023年2月にオープンしたのが、空間も素敵な「知床ごはん“tomoni”」。地元産を使った食堂メニューが評判で、パフェやスウィーツメニューも用意。カフェとしてゆったり過ごせるのも嬉しい。

 また、「HOTEL BOTH」も併設しており、知床観光の拠点にも。

2024.10.16(水)
文=矢野詔次郎
写真=鈴木七絵、橋本 篤
協力=北海道観光機構、JR北海道

CREA Traveller 2024 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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