「くしろ湿原ノロッコ号」●例年4月から10月までの期間限定で釧網(せんもう)本線・釧路~釧路湿原~塘路(とうろ)間を中心に運転される観光列車。心地よい風を感じながら絶景を楽しめる展望車は全車指定席。 釧路湿原駅を走り去る「くしろ湿原ノロッコ号」。 釧路湿原の素晴らしい車窓。 「SL冬の湿原号」●釧路~釧路湿原~標茶(しべちゃ)間を1月中旬から3月中旬のみ運転される、JR北海道で唯一のSL列車。レトロなダルマストーブを車内に配した客車は風情たっぷり。車窓からタンチョウヅルやエゾジカなど、野生動物の姿を見られる確率も高い。 「流氷物語号」●網走~知床斜里のオホーツク海沿岸区間を例年1月下旬から3月上旬に1日2往復運行。車窓に流氷を眺めることができます。写真提供:JR北海道釧路支社/©ARMOR PROJECT ©KADOKAWA 道東観光の玄関口・釧路駅。 〈写真左〉タンチョウヅルが羽を広げた姿を最中で見事に表現した銘菓「丹頭の鶴(あけのつる)」。〈写真右〉地元で半世紀以上も愛されてきた「ししゃもパイ」。 市場の新鮮なネタをたっぷりご飯に乗せて味わう「勝手丼」。 釧路和商市場●釧路駅から徒歩約2分。電話番号:0154-22-3226 釧路市立博物館●釧路駅前からバスで約10分、「市立病院」下車。電話番号:0154-41-5809 〈写真左〉開館当時の斬新な展示空間も受け継いだ館内。〈写真右〉タンチョウの生態を学べる「タンチョウドーム」。『モスラ』『ウルトラマン』などの特撮作品で活躍した画家・島倉二千六(ふちむ)氏による背景画も壮観。 森の中にたたずむ釧路湿原駅。 湿原の空を舞う野鳥。 細岡ビジターズラウンジ●釧路湿原駅から徒歩約6分。電話番号:0154-40-4455 おすすめの「ミックスソフト」。 売店で見つけた「茶さじ」「熊鈴」。 釧路湿原国立公園には、美しい散策道が各地に点在(写真は、夢ヶ丘達古武歩道)。 よく晴れた日の摩周湖。ちなみに昭和の大ヒット曲に歌われた、霧に覆われた光景も情趣をそそります。写真:hirayama.toshiya/イメージマート 周辺ではエゾシカを見かけることも。 釧路湿原駅から6駅、約60分の摩周駅。 摩周湖カムイテラス●摩周駅から車で約15分。電話番号:015-482-1530 〈写真左〉カフェラウンジや展望台で味わいたい「摩周霧ソフト」。〈写真右〉ショップには、定番のバター飴をはじめ多彩なアイテムが。 地元名産のブランドいちご「摩周ルビー」を使ったお菓子も発見! ローカル感溢れる普通列車が川湯温泉駅に到着。摩周駅からは2駅・約17分。 駅のホームには巨大な木彫り熊が。 駅舎の隣には足湯も。 「ここは日本!?」という光景が広がる硫黄山。 黄色い硫黄の結晶などの奇観にもびっくり…。 硫黄山MOKMOKベース●川湯温泉駅から徒歩約30分。電話番号:015-483-3511 〈写真左〉「硫黄山MOKMOKベース」で人気の「温泉蒸したまご」「硫黄山温玉ソフト」。〈写真右〉ショップでは、銘菓「大鵬せんべい」なども販売。 夏の知床で必体験といえば、陸上からは近づけない大自然を船上から観察する知床半島クルーズ。「ゴジラ岩観光」などで運航しています。 知床斜里駅は、川湯温泉駅から5駅・約46分。 オシンコシンの滝。写真:EarthScape/イメージマート 知床半島クルーズの船上から眺めるカムイワッカの滝。 「ゴジラ岩観光」のクルーズは午前・午後の1日2回。 今回のクルーズで目にすることができた知床の野生生物。〈写真左〉赤い足を見ると幸せが訪れると言われているケイマフリ。〈写真右〉岩場にはウミウがいっぱい。 この日は計4頭のヒグマを目撃できました。 外界からの侵入者を阻む知床の断崖。 冬の感動体験「流氷ウォーク®」 。「シンラ」のネイチャーガイドによるツアーに参加して、一生の思い出に。7,700円 「ゴジラ岩観光」では、ウトロ発と羅臼発のクルーズを催行。知床半島クルーズは夏季(4月25日~10月20日)に実施し、その魅力を存分に堪能するなら「知床岬コース(6月1日~9月30日・約180分)」がおすすめ。 ゴジラ岩観光●ウトロ温泉バスターミナルから徒歩約4分。電話番号:0152-24-3060 「けもの道ガイドウォーク」。 シンラ●ウトロ温泉バスターミナルから徒歩約5分。電話番号:0152-22-5522 木の洞窟をイメージしたデザインのサウナ「UNEUNA」。 なめらかな泉質の温泉を堪能できる展望大浴場「大海原」。 新登場の「TOKONOU TERRACE(とこのうテラス)」。 石川直樹氏をはじめ、知床にゆかりのあるアーティストとのコラボレーションで生まれ変わった「オホーツクラウンジ」。 北こぶし知床 ホテル&リゾート●ウトロ温泉バスターミナルから徒歩約5分。電話番号:0152-24-2021 宿泊料金:「オホーツク倶楽部 露天風呂付DXツイン(写真上)」1室44,050円~(2名利用、夕・朝食付き) 店主の三浦隆浩さんとスタッフの“金田さん”。 〈写真左〉道産小麦粉で手作りしている「ピッツァ・マルゲリータ」1,700円。〈写真右〉「知床産ブリのスモーク」1,300円、鶴居村のクラフトビール「YUKISHIRO」1,200円。 知床酒場 ピリカデリック●ウトロ温泉バスターミナルから徒歩約2分。電話番号:090-3117-4935 斜里町立知床博物館で圧巻の剥製展示。 姉妹町友好都市交流記念館の展示風景。 「しれとこ斜里ねぷた」で実際に使われるねぷたを見学できます。 斜里町立知床博物館●知床斜里駅から徒歩約20分。電話番号:0152-23-1256 その美味しさにみんな大満足! 「鮭といくら」の土鍋ご飯定食 2,500円。 知床ごはん “tomoni”● 知床斜里駅から徒歩約30分。電話番号:0152-26-7800 夏は青い海の車窓に感激! 例年4月末から9月末にかけて開かれる臨時駅・原生花園駅。知床斜里駅から3駅・約23分。 オホーツク海沿岸を走る釧網本線。 北浜駅(臨・原生花園駅から1駅・約6分)に停車する「流氷物語号」。写真提供:JR北海道釧路支社 釧路から直通列車で約3時間、釧網線の旅の終着・網走駅。 網走土産を探すなら「道の駅 流氷街道網走」へ(網走駅から徒歩約25分)。「たらばかにせんべい」「ハッカ樹氷」「ひがしもとチーズ羊羹」「網走流氷ミルクジャム」「あばしり牛乳」など、気になる逸品がいっぱい。 ホッキ、帆立、銀鰈、桜鱒ルイベなど旬がたっぷり「オホーツク盛り」3,468円。 名物「くじらづくし(赤身・舌・心臓・鹿の子・畝須=うねす)」2,420円。右の霜降りは希少部位「尾の身」単品の場合一皿2,860円。 酒菜亭 喜八●網走駅から徒歩約15分。電話番号:0152-43-8108 「ジェラート ダブル」(写真はピスタチオとリモーネ)590円。テイクアウトはもちろん、 テラスなどでイートインも可能。 Rimo HOKKAIDO 網走店●網走駅から女満別空港行きバスで約12分(「Rimo前」下車)電話番号:0152-48-3053 5棟のヴィラは全室メゾネット仕様で心地よいウッドデッキなどを完備。 〈写真左〉ヴィラのなかには、ツリーハウスや室内アスレチックロープ、ドッグランを設えたタイプも。〈写真右〉オートロウリュを楽しめる「IZUBAサウナ」。水風呂、外気浴スペースも用意されています。 HILLTOP VILLAGE IZUBA●網走駅からタクシーで約15分。電話番号:0152-48-3211 宿泊料金:1室46,350円~(2名利用、夕・朝食付き) 興味深い精神世界のコーナー。 〈写真左〉華やかな民族衣装の展示。〈写真右〉サハリンに暮らすウイルタの「セワ(木偶)」。表情がたまらない。 北海道立北方民族博物館●網走駅から市内観光施設めぐりバスで約14分。電話番号:0152-45-3888 この正門から監獄の中へ……。 放射状に連なる5棟の舎房が壮観な国の重要文化財・旧網走監獄舎房及び中央見張所。1984年まで実際に使われていたそう。 併設の「監獄食堂」では、現在の網走刑務所で受刑者が食べている食事を味わう体験監獄食も。「監獄食A(さんま)」950円。 博物館 網走監獄●網走駅から市内観光施設めぐりバスで約7分。電話番号:0152-45-2411