暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。
「いつか」ではなく、今度の旅行の参考に。私たちを待っている秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
今回は、関東エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆茨城県
◆国営ひたち海浜公園コキアの紅葉
「国営ひたち海浜公園」は、四季折々の草花が楽しめる都市公園。ひたちなか市の太平洋岸に位置し、開園面積約215ヘクタールもの広大な敷地には、遊園地「プレジャーガーデン」などもあり楽しみ方はさまざま。
秋に人気の景色はコキアの紅葉。約3万3,000本のコキアが真っ赤に染まり、「みはらしの丘」一面を覆い尽くす景色は圧巻だ。近くから見たコキアのまるまるとした形も可愛らしい。
中でも9月27日(金)から10月6日(日)には「コキアライトアップ 2024」が行われ、カラフルな光でコキアを照らし出すほか、音楽やダンスのステージショー、クラフトイベント、おいしいグルメが盛りだくさんの飲食イベント「ぐるめぐり」なども開催。園内がより一層華やぎます。
また、みはらしの丘の第3頂上は市内最高地点(標高58m)であり、ここから見るコキア畑は、まるで赤い絨毯を広げたかのよう。最高の風景に出会えます。
見ごろの時期:10月中旬
国営ひたち海浜公園コキアの紅葉(こくえいひたちかいひんこうえんコキアのこうよう)
所在地 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4(国営ひたち海浜公園)
https://hitachikaihin.jp/
◆栃木県
◆大山参道のモミジ並木
「大山参道のモミジ並木」は、明治時代の元勲・大山巌元帥の墓所の参道に植えられた、樹齢約100年のイロハカエデの並木。全長約180メートルあり、那須塩原市指定文化財、天然記念物に指定されています。
紅葉の時期になると燃えるように赤く染まり、参道に鮮やかなアーチが出来上がる。また、晩秋に落葉してもなお、一面に敷き詰められた真っ赤な紅葉のカーペットが目を楽しませてくれます。
見ごろの時期:11月中旬~下旬
大山参道のモミジ並木(おおやまさんどうのモミジなみき)
所在地 栃木県那須塩原市下永田
https://www.tochigiji.or.jp/spot/s10798/
◆群馬県
◆小中大滝の紅葉
「小中大滝」は、最大落差96メートルの壮大な滝。雄大な自然に囲まれており、紅葉シーズンには色とりどりの色彩に包まれ、特に美しい景色を見ることができます。
滝の手前には階段式吊り橋「けさかけ橋」があります。橋の半分以上が急な階段でできていて、最大傾斜はなんと44%。そのスリル満点な様相に圧倒されます。
そんなスリルと引き換えに、この橋から見えるのは滝壺まで見渡せる絶景です。滝の近くに設置された展望台にのぼれば、滝のほぼ全景が眺められます。
見ごろの時期:10月下旬~11月上旬
小中大滝の紅葉(こなかおおたきのこうよう)
所在地 群馬県みどり市東町小中
https://16106midori.jp/spot/seeing/10/
2024.09.24(火)
文=CREA編集部