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残暑から秋にかけてみられる不調のひとつが「不眠」。国際中医薬膳師のさとうあいさんに、眠りの質を高める薬膳レシピを教えてもらいました。
「眠る」ということは、私達人間が毎日自然にする行動ですが、実は体を健康な状態に保つ重要な役割を担っています。しかし、現代人の中には精神的なストレスなどが原因で、熟睡できず眠剤に頼っている方も少なくありません。しっかり眠れない事は、日常生活にも影響を及ぼします。
・入眠までに時間がかかる
・途中で目が覚めて寝られなくなる
・眠りが浅く頻繁に起きてしまう
・寝ているのに疲れが取れない
・夢をたくさん見てしまう
これらにチェックが入った方は、熟睡度が低い可能性があります。不眠は、体だけでなく心の健康にも影響を与えると薬膳では考えられています。質の良い睡眠をとり、元気に生きていくためにも、今回ご紹介する安眠薬膳レシピをご活用ください。
◆疲れを回復! イワシとほうれん草の全粒粉パスタ
疲れを回復させ、イライラした気持ちを落ち着かせてくれる効果のあるイワシ。日本では、蒲焼きや煮付け、フライなどで食べる機会の多い食材です。秋のイワシは脂がのって美味しい時期ですが、水煮缶で作ることもできます。
小麦も同じく気持ちを落ち着ける食材のひとつですが、胚芽部分に薬効があるため、精製された小麦よりも全粒粉がおすすめです。全粒粉は栄養価が高いと注目され、パスタも多く販売されているので、ぜひ一度お試しください。
●材料(4人前)
・全粒粉パスタ:200g
・イワシ:3尾(骨を取り除いたもの)
・生トマト:小2個
・ほうれん草:4株
・オリーブオイル:小さじ1
・白ワイン:大さじ1
・塩:少々
●作り方
(1)トマトは種を取り除き、角切りにします。
(2)ほうれん草は固い部分を切り取り、4センチの長さに切ります。ボウルに水と共に入れ、10分ほどアク抜きをします。
(3)フライパンにオリーブオイル、イワシを入れて加熱します。
(4)白ワイン、(1)のトマトを入れます。
(5)イワシが柔らかくなってきたら、全体を潰すように混ぜ、ヒレや尾を取り除きます。
(6)別鍋で湯を沸かし、全粒粉のパスタを茹でます。
(7)茹で上がったパスタを(5)の鍋に入れ、(2)のほうれん草を入れます。
(8)塩で味を整え、全体をよく混ぜます。器に盛り付けて完成です。
2024.09.20(金)
文・撮影=さとうあい