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激旨! 豚モツラーメン「バッチョイ」

 バコロドの市街地にある「21レストラン」は、もともと小さな定食屋として営業をスタートした、ローカルに大人気の小洒落たレストラン。店名の「21」は、21street沿いにあることから。

 看板メニューは「バッチョイ」(400円くらい~)。フィリピンのローカルフードレストランでは定番のスープ麺で、発祥はネグロス島の隣・パナイ島のイロイロ市だといわれています。お店によってかなり味の差があるので、一度食べただけで好き嫌いを判断するのは早計。

 こちらのバッチョイは、イヤな臭みがなく、牛骨から取る澄んだスープに、丁寧に下処理・調理されたであろう豚の内臓や、骨髄が入っているのが特徴。トッピングの揚げニンニクやチチャロン(豚の皮を揚げたもの)が食欲をそそり、ボリュームもほどよいので、小腹を満たすのに最適です。

2024.07.04(木)
文・写真=伊藤由起
協力=フィリピン政府観光省、shifumy(江藤詩文)
写真協力=Kazuki Kei Kiyosawa