この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。
青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。
今回は、関東エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆茨城県
あけのひまわりフェスティバル

市の四大祭りのひとつ「あけのひまわりフェスティバル」。約4ヘクタールの畑に約100万本のひまわりが咲き誇ります。
ひまわりは地元農家の人たちにより、休耕田を利用して植えられたもの。品種は、ゴッホの「ひまわり」を彷彿とさせる「八重ひまわり」をメインとする3種類。名峰・筑波山をバックに見渡す限り広がるひまわり畑は圧巻です。
また、期間中には会場内のひまわりを持ち帰ることができる「切花園」や音楽ステージ、飲食店ブース、ひまわりグッズの販売ブースなども開設され、会場は県内外から訪れた大勢の客で賑わいます。
開催日:2025年8月30日(土)、31日(日)
あけのひまわりフェスティバル
開催地 茨城県筑西市倉持地区(明野学校給食センター南東周辺)
https://www.chikuseikanko.jp/index.php?code=18
◆栃木県
尚仁沢湧水

「尚仁沢湧水」は、町のシンボル「高原山」の中腹に位置する採水地。周辺一帯は樹齢数百年にも及ぶ原生林に覆われていて、夏は輝くように美しい新緑に包まれます。
十数カ所から湧き出ている清水は、年間を通して水温が11℃前後と一定です。冬でも渇水や凍結することなく、弱アルカリ性で超軟水(硬度23mg/L)のまろやかな名水が採水できます。
水量は日量約65,000トン。水質および水量の豊富さは秀逸で、環境省選定の「名水百選」にも選ばれています。新緑と清水が陽の光できらめく様子は涼しげで麗しい光景です。
奈良時代には山岳仏教の信者たちが、こちらの湧水で身を清めたとの逸話も残っています。
見ごろの時期:夏
尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)
所在地 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島
https://www.tochigiji.or.jp/spot/s9907/
https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=18
◆群馬県
諏訪峡

「諏訪峡」は、みなかみ町を流れる利根川の川沿いにある渓谷のひとつ。四季折々の表情が美しく、夏には鮮やかな緑に染まります。
川沿いには1周1時間弱の遊歩道が整備され、歩きながら自然を満喫できるほか、利根川から42メートルの高さに架けられた諏訪峡大橋からの眺めも楽しめます。
利根川周辺はアクティビティが充実しており、夏場は諏訪峡大橋でのバンジージャンプやラフティングに挑戦することも可能です。橋の下を遊歩道が通っているため、散策中にバンジージャンプをする人たちの様子も見られます。
また、機関車「SLぐんまみなかみ」が夏の運行を行っていて、渓谷とレトロな列車のコラボレーションも楽しめます。
諏訪峡(すわきょう)
所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯原
https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=550
・バンジージャンプの開催時期:4月~11月
https://www.bungyjapan.com/minakami/
・ラフティングの開催時期:4月~11月
・SLぐんまみなかみ夏の運行時期:7月26日(土)、27日(日)、8月2日(土)、3日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、9月6日(土)、7日(日)
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html
2024.08.06(火)
文=CREA編集部