Magnificent View #156
パンテオン(フランス)
(C) R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages
パリのセーヌ川左岸、多くの大学に囲まれた聖ジュヌヴィエーヴの丘に立つ巨大建築がパンテオンである。
18世紀半ば、フランス王ルイ15世は、かつてこの地にあった教会に祈りを捧げたことが自らの病の平癒につながったと信じ、新たな大聖堂の建造を命じた。竣工は1792年。
ルネッサンスへの憧憬に満ちたドーム天井、古代ギリシャの影響濃い十字型の平面構成とコリント式円柱などから、新古典主義建築における傑作と讃えられる。
そもそもの目的だった教会として使用された時期もあったが、現在では、フランスの偉人を祀る霊廟となっている。キュリー夫妻、ヴィクトル・ユゴー、ジャン=ジャック・ルソー、ヴォルテール、エミール・ゾラ、アンドレ・マルローなどがここに眠る。
また、地球の自転を証明した「フーコーの振り子」の実験が1851年に行われた場所としても有名だ。
