Magnificent View #150
パサージュ・デ・プランス(フランス)
(C) Sergio Pitamitz / Masterfile / amanaimages
19世紀のパリには、ガラス天井のアーケード街、パサージュが数多く建造された。そのうちのひとつ、パサージュ・デ・プランスが誕生したのは、1860年のこと。
だが、豪奢を極めたこのパサージュの運命は、開業1カ月後に暗転する。オーナーだった銀行が、突然倒産してしまったのだ。以降、さしたる人気を得ることもなく衰退を続ける。
時は移ろい、1990年には全面的に取り壊されてしまうも、94年を迎えると、かつての美しい姿を忠実に再現してリニューアルを果たすことになる。
現在は、「ジュエ・クラブ」という巨大な玩具店がこのパサージュの全フロアを独占して営業を行っている。
こんな素敵な空間に子どもたち垂涎のおもちゃが詰まっているなんて、まさに夢の国のよう。キッズならずとも、胸の躍る時間を過ごすことができそうだ。
