みなさん、こんにちは。CREAアンバサダーの水村真奈です。薫風香る5月、頬を撫でる風が心地よい季節ですね。

 暑くなり過ぎず、天気も良いこの季節、サイクルツアーに出かけてみませんか。今回は私がこの春に体験した神奈川県の中井・山北を巡るジャパンエコトラックメディアツアーの様子をお届けします。

 バイク初心者の私が全力で挑んだサイクリング記録、どうぞお楽しみください。

自転車などのエコな方法で日本を巡る、新しい旅の形

 今回、参加したのは、アウトドアメーカー モンベルが推進する「ジャパンエコトラック」のメディアツアー。

 ジャパンエコトラックでは、自転車など人力による移動手段で、日本各地の豊かな自然をはじめ、歴史や文化、グルメなどを満喫する新しい旅のスタイルを提案しています。全国各地のさまざまなモデルコースが登録されており、今回は「中井・渋沢丘陵サイクリングルート」を初心者向けにカスタムしたメディアツアーコースに挑戦しました。

 スタート地点は、未病改善をコンセプトにした広大な複合施設「BIOTOPIA」。豊かな自然に囲まれて、なんだか気持ちの良い一日になりそうです。到着した頃は重かった雲も徐々に晴れていき、太陽の光が河津桜が美しく照らします。風を感じながらのサイクルツアー、出発前から清々しさを感じます。

 今回のルートは渋沢丘陵を巡る、坂道が多めのコース。さっそく、登り坂の登場です。普段、自転車を乗り慣れていないので少し不安でしたが、ギアを軽くして、負荷を落としながらゆっくりと坂を上っていきます。

 普段のシティサイクルとは違う、ロードバイクならではの乗り方に初めは戸惑いながらも、ジャパンエコトラックの公式アプリでルートを確認しながら進んでいきます。トンネルの中や、山沿いの車路など、普段は車でなんとも思わず通っていた道も、ロードバイクで走ると新鮮。全身を景色が通り抜けていく感覚にドキドキします。

2024.05.14(火)
文=水村真奈
写真=CREA編集部