白トリュフをもっと気軽に楽しむならここ!

 日本ではまだ知られていない、イタリアの味・食材を取り揃える白金ドロゲリア サンクリッカ 。イタリア・マルケ州出身のマッテオ サンクリッカさんが現地生産者と直接やり取りして選んだ、パスタやオリーブオイル、各種調味料、加工食品などが所狭しと並んでいます。

 実はこのマッテオさんこそ、富松さんの白トリュフの輸入卸を担っている方。そのため、お店に併設されたカフェでは、この時期限定の白トリュフメニューを提供。白トリュフそのものを購入することも可能です。価格は時価で大きさもいろいろですが、目安は10グラム 20,000円くらい。

 こちらでぜひ食べてほしいのが、茨城県産・奥久慈卵2個の目玉焼きと白トリュフの組み合わせで、その名も「悪魔の朝食」。朝からこんな贅沢をしていいのだろうかと不安になる、背徳の一皿です。これを焼き立てのクロワッサン(350円)でサンドするというより悪魔的な食べ方もおすすめ。白トリュフと相性のいい卵&バターの風味がたまりません。

ドロゲリア サンクリッカ

所在地 東京都港区白金1-5-7
電話番号 03-3444-0516
営業時間 8:00~18:00(17:30 L.O.)
定休日 水曜
https://drogheriasancricca.jp/

ステーキ&ハンバーグに白トリュフバターを

 わんぱくな食欲を満たすなら、ハンバーグ&ステーキの「ミート矢澤 五反田本店」へ。「白トリュフバターステーキ&マッシュルームハンバーグ」6,800円は、ピエモンテ産白トリュフをふんだんに練りこんだ白トリュフバターをのせた「黒毛和牛 内モモ肉のステーキ」と、静岡県・長谷川農産のジャンボマッシュルーム“ポットベラ”を沿えた肉汁溢れる「黒毛和牛100%ハンバーグ」を合わせた、季節限定コンボメニューです。

 ハンバーグは黒毛和牛100%で、サーロイン、シャトーブリアン、モモなど、最高ランクの切り落とし肉と、ウデ、スネ、ネックといった旨みの濃い赤身をバランスよくブレンド。熟練の職人が手ごねし、丁寧に手造りした逸品です。

 ステーキに使われる内モモ肉は、黒毛和牛本来の肉の旨みをダイレクトに感じることの出来る部位。程よいサシが入り、肉の旨みがギュッと詰まっています。白トリュフバターの香りとミルキーなコクが、その魅力をより引き立てます。

ミート矢澤 五反田本店

所在地 東京都品川区西五反田2-15-13 ニューハイツ西五反田 1F
電話番号 03-5436-2914
営業時間 11:00~14:30、17:00~21:30 土・日曜・祝日 11:00~15:45、16:00~21:30(すべてL.O.)
定休日 なし
https://valuet.co.jp/brands/meatyazawa-gotanda/

 白トリュフのシーズンも、残りわずか。ぜひ「本物」の香りと味を楽しんでください。

2023.12.09(土)
取材・文=伊藤由起