皮膚科医監修のニューカマー
続いては、SNSで話題になり、若い世代にも人気があるという「dr365」の美容液と化粧水。
dr365
dr365は皮膚科医の先生が成分や処方を監修している化粧品なのですが、製品のすべてにビタミンC誘導体と植物由来の成分が高配合されています。
洗顔後、まずは導入美容液の「V.C. プレエッセンス」を顔全体になじませ、その後、「V.C. セラムインローション」をつけるという順番です。
V.C. プレエッセンスは、高機能型ビタミンC誘導体や醗酵オリーブ葉エキスなど、毛穴をケアする有用成分を高配合。「洗顔後すぐの肌にとろけるようになじむのは、水の代わりに酵母由来の発酵エキスをベースにしているから」で、「セラミドが水分を抱え込み、肌のバリア機能をサポート。毛穴の気にならないクリアな肌を目指す」とか(オフィシャルサイトより)。
ちなみに2つのアイテムは、「毛穴ビタミン美容液」「毛穴ビタミン化粧水」というように「毛穴」とついているのですが、それは「毛穴の気にならない、なめらかでうるおったクリアな肌」を目指すからだそう。よって、今の段階では毛穴が気にならないという方にもぜひオススメしたいです。
また、化粧水は、「アクアセラム層」と「オイルセラム層」の2層になっていて、使う前にしっかり振って、混ぜ合わせて使います。
「アクアセラム層とオイルセラム層が混ざり合うことで、化粧水自体が肌本来のバリア構造の組成(=水分と油分が交互に層状をなす角質層のラメラ構造)に近づき、肌なじみの良いみずみずしいテクスチャーへと変化」するのだとか。
オイルが入っているので、使用すると油っぽくなるのかと思いきや、とてもさっぱりとした使用感で、なおかつ適度な粘度もあるテクスチャーなので、美容液を使ったあとの肌にぬかりなく浸透する感触です。しかも2アイテムともシトラス系の爽やかな香りがするので、お手入れ後は、気分から爽やかになれるのも好印象です。
最後は、手持ちのクリームや乳液でしっかり保湿をしてケア終了。予想以上に手軽なのに、ケアした満足感が得られる好アイテムだと感じました。
今回ご紹介したアイテムは、どれも高性能なのに、お肌に優しい印象でした。
しかもケア方法はシンプル。簡単だから続けやすく、スペシャルケアだけどデイリーに行える、その点も美肌に近づきやすくなるための好要素だと感じました。
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2023.10.08(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史