
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
前回から、腰専門のコンディショニングスタジオ「SPINE CONDITIONING STATION(スパイン・コンディショニング・ステーション、以下SCS)での体験をお伝えしています。
前回は、私の腰痛の原因について探った後、デスクに座ったままできる簡単なエクササイズを教わりました。
今回は、腹筋を鍛えるエクササイズと上半身のストレッチです。
使える筋肉にする「筋トレ」
その前に、前回のおさらいから。
「カウンセリング&コンディションチェック」(1回 3,300円)で身体をいろんな風に動かして痛む場所をチェックした結果、私の腰痛の原因は筋・筋膜性のものと推測されました。
痛む場所は、腰の中でも背中側の右のほう。
同じ場所に力を入れるクセがついているため、筋肉が疲労を起こして痛みが発生するに至ったのではないかとのことでした。
恵比寿・広尾の腰専門コンディショニングスタジオ
【SPINE CONDITIONING STATION】
解消するための方法は2つ。筋トレとストレッチです。

「筋トレと言っても、一般的にイメージするような筋肉を増やすためのものではありません。腰の負担を減らすために、今ある筋肉をしっかりと使える状態にするために行います。ストレッチも同じで、使っていない筋肉を使えるようにするために、しなやかにするのが目的です」(トレーナーの長谷川さん、以下同)
筋トレは、腹筋を勧めてくれました。
「腰にかかっている負担を軽減するために、まずは腹筋を使えるようにしましょう。にらさわさんの場合は、腹筋を使うべき動きをする時でも背中側の筋肉を使うクセがついているようなので、普段から腹筋をしっかり使える状態にするためのエクササイズをお伝えします」
腰痛改善のための腹筋
#1 膝を立ててマットに横たわる
「腰をしっかりマットに押しつけ、反り腰の状態にならないようにしましょう」


#2 腹筋を使ってゆっくりと上半身を上げてゆく

「上半身を上げる高さは、肩甲骨がマットから離れるくらいまでを目指しましょう。なお、上半身を上げる時にも、腰をマットに押しつけ続けましょう」
これを5回ほど、できれば朝晩行うなど一日複数セット行います。
指導していただいてやってみたのですが、腰をマットに押しつける意識で腹筋をすると、とてつもなく負荷がかかるとわかりました。腰が下に引っ張られるイメージで腹筋をするのですが、普段自分がやっている腹筋とはまるで違って、辛いのです。
しかもちゃんとした腹筋を習った後に、改めて自己流の腹筋を行って気づいたのですが、私が日常的に行っていた腹筋は背中の右側の筋肉で上半身を押し上げていただけでした。なるほど、これでは同じ場所が痛くなるわけだと猛省です。そもそも腹筋運動ですらないし……。
「にらさわさんは上半身に固さがあるために、上半身を使うべき時も腰に力を入れていました。柔らかくして、しっかりと使える状態にしておきましょう」
ということで、続いては、上半身をしなやかにするストレッチです。
2023.09.10(日)
文・写真=にらさわあきこ