『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』コラボレーションディナー

◆品川プリンスホテル

「国立新美術館」にて、イヴ・サンローラン美術館パリの全面協力のもと、イヴ・サンローランの没後日本で初めての催しとなる大回顧展『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』が開催される(2023年9月20日[水]~12月11日[月])。美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年に渡る歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約262点の展示によって余すところなく観覧することができる。

 この回顧展『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』に合わせ、「品川プリンスホテル」ではコラボレーション企画を実施。

 展覧会と同期間、2023年12月11日(月)までの期間限定で、ホテル最上階のレストラン「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」にて、コラボレーションディナーコース「Hommage à Yves Saint Laurent」(1名 20,000円/税込・サ別)を提供する。

 ディナーメニュー全6品には、今回の回顧展でも展示される、イヴ・サンローランの代表的なルックである“アンサンブル”や“ファースト・サファリ・ジャケット”などからインスピレーションを受けて考案された、目にも美しい品々が並ぶ。

 「真鯖のミキュイと林檎のエッセンス キャビアとカリフラワーのクリュディテ」は、1970年に行われたジジ・ジャンメールのショー、『レヴュー』の序曲のためのデザインよりインスピレーションを受け、純白の羽を広げ、羽ばたく印象のドレスをカリフラワーのサラダとガーリックのパウダーで表現したという一皿だ。

 「毛蟹とレモンのフォーム クリュスティアンの“シースルー”」は、1968年にセンセーションを巻き起こした、“シースルー”の作品がモチーフだ。黒のドレスをクリュスティアンで表現し、肌が見えるシースルーデザインを発想の転換で、毛蟹のサラダをレモンのフォーム、クリュスティアンで覆って仕上げている。

 そして「バニラのコンポジションフランボワーズと赤ワインのソルベ」は、モンドリアンルックの特徴的なキューブのデザインを香り豊かな白いバニラのガトー、赤色のチョコレート、黄色のチュイール、青色のアメのリボンで表現した、フォトジェニックなデザート。

『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』は、20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近で堪能できる貴重な機会だ。

 そしてイヴ・サンローランの世界に触れた余韻そのままに、ぜひ「品川プリンスホテル」へ。地上約140メートルから望む夜景とともに、このスペシャルなコラボディナーを味わえば、展覧会の新たな楽しみが広がること請け合い。

 なお、展覧会チケットの半券を提示してコラボディナーコースを注文すると、カクテル「ジェントルウーマン」(2,300円)がサービスになるのでぜひ覚えておいて。

品川プリンスホテル

所在地 東京都港区高輪4-10-30
電話番号 03-5421-1114(レストラン総合予約)
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/
◆特設サイト
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/restaurant/contents/table9tokyo/Hommageaysl/

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2023.09.19(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)