待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しむ夏がやってきました!
海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!
◆百合ヶ浜
与論島の大金久海岸から約1.5キロメートルの場所にある「百合ヶ浜」。春から秋にかけて大潮の干潮時にのみ姿を現すことから、「幻のビーチ」と呼ばれている。
エメラルドグリーンに輝く透明度抜群の海と、真っ白な砂浜は「地球の楽園」のようだと評判だ。百合ヶ浜へはグラスボートで行くことができ、乗船中にも船底のガラス窓から色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁を楽しめる。
ちなみに、この砂浜で年齢の数だけ星の砂を拾うと幸せになれるという言い伝えがあるそうだ。訪れた際には探してみてはいかがだろうか。
見ごろの時期:春から秋にかけて
百合ヶ浜(ゆりがはま)
所在地 鹿児島県大島郡与論町
https://www.yorontou.info/spot/5112.html
◆甑島のカノコユリ
「カノコユリ」は、花弁に鹿の子のような模様があることから「鹿の子百合」との名が付いたユリの花。ピンク色の花弁が大きく反り返るのも特徴だ。
薩摩川内市の市花でもあるこの花は、古くから甑島民に親しまれており、甑島全域で見ることが可能。特におすすめなのは下甑島の「鳥ノ巣山展望所」で、開花時期になると一面に咲き広がるカノコユリの群生を見ることができる。
さらに、背景に広がる紺碧の海とのコントラストもすばらしく、県内最長となる1,533メートルの「甑大橋」も一望することができる。
見ごろの時期:7月下旬~8月頃
甑島のカノコユリ(こしきしまのカノコユリ)
所在地:鹿児島県薩摩川内市甑島(甑島全域)
https://satsumasendai.gr.jp/koshiki-sight-seeing/sight-seeing/landscape/landscape-single/?pid=2106
2023.07.01(土)
文=佐藤由樹
協力=鹿児島県観光連盟