コロナ禍の落ち込みを助けてくれた「DO DANCE!」

 このダンササイズダイエット挫折から約5年後の2020年、またしても意外な形で、私の生活に「EZ DO DANCE」再再ブームの風が吹くことになる。今度のきっかけはDJ KOOだった。何の番組か忘れたが、彼が緊張しているときの気持ちを、

「プレッシャーDO DANCE!」

 というパワーワードで表現。これに大感動してしまったのである。

 プレッシャーDO DANCE……! こんな幸せな重圧の表現を私は知らない。もしかして「DO DANCE」をつければ全てハッピーになるのではなかろうか。いやもう最高の言霊DO DANCE!

 特に彼がツイッターでも多用している決め台詞「元気DO DANCE!」を目にしたときは、ちょうどコロナ禍真只中だったこともあり、ものすごく前向きな気持ちをもらった。

シニアになってもEZ DO DANCE!

 今年はTRF30周年。私は最近、高齢の母と、SAMが開発した健康寿命を延ばすためのプログラム「ダレデモdANCE(ダレデモダンス)」に注目している。動画などを見ると、ダンササイズより数倍簡単である。これは続けたい!

 60を過ぎても、70を過ぎても、私の心のダンスフロアには、「EZ DO DANCE」がずっと流れそうだ。

 最初とんでもなく遠い存在に思えた彼らは、だんだんと近づき、ときには躍動感を、ときには切なさや共感をくれた。そして想像していなかったほど、長くそばにいてくれている。なんだか、人生を通じて思わぬ仲良しになった体育会系の友達みたいだ。

 これからも当たり前のように聴くのだろう。

 聴こえてきたら一緒に口ずさみ、リズムをとるだろう。

 暑い朝も、寒い夜も、おばあちゃんになっても、元気DO DANCE! なんて言いながら、踊れればいいなあ、と思うのだ。

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田中 稲(たなか いね)

大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門』(実業之日本社)など多数に執筆参加。個人では昭和歌謡・ドラマ、都市伝説、世代研究、紅白歌合戦を中心に執筆する日々。著書に『昭和歌謡出る単1008語』(誠文堂新光社)など。
●オフィステイクオー http://www.take-o.net/

Column

田中稲の勝手に再ブーム

80~90年代というエンタメの黄金時代、ピカピカに輝いていた、あの人、あのドラマ、あのマンガ。これらを青春の思い出で終わらせていませんか? いえいえ、実はまだそのブームは「夢の途中」! 時の流れを味方につけ、新しい魅力を備えた熟成エンタを勝手にロックオンし、紹介します。

2023.06.20(火)
文=田中 稲