この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

» きのうのレシピ「キャベツたっぷりポークジンジャー」


vol.332 お刺身のっけ粥、にらミントオイルをかけて

お刺身のっけ粥、にらミントオイルをかけて。
お刺身のっけ粥、にらミントオイルをかけて。

 熱々のお粥にお刺身をのっけて半生でいただくのが大好きです。今日はにらとミントをのっけて、熱々の油をジュワッとかけました。お粥に油のコクを追加すると一気にごちそう感が高まります。

■材料(1人分)

・白身魚のお刺身(鯛、スズキなど):5切れ(50g)

[A]
・ナンプラー:小さじ1
・青唐辛子酢(または酢):小さじ1

・にら:10g
・ミント:10枚くらい
・生姜:1/2片

[B]
・米油:小さじ2
・ごま油:小さじ1

・おかゆ:好きなだけ
・鶏ガラスープの素:適量

■作り方

(1)お刺身をAで和える。にらとミントはみじん切りにする。生姜は千切りにする。

(2)鍋にお粥を入れて温め、さらに鶏ガラスープの素を入れて温め、器に入れる。(1)をのせる。

(3)小さめのフライパンに、Bを入れて熱し、(2)にかける。

 青唐辛子酢は青唐辛子を薄切りにして酢に漬けたもの。冷蔵庫で保存してください。2週間ほど保存可能。

 レトルトのおかゆで食べる場合は、鶏ガラスープの素を少し加えてください。お粥を自分で作る場合はvol.18の蒸し鶏のっけ中華粥を参照してください。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.06.11(日)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔