サーキュレーターが本体から離れる除湿機

●コロナ「サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSCタイプ」

コロナ「サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSCタイプ」

オープン価格(実勢価格45,000円)
https://www.corona.co.jp/aircon/dehumidifier2/cdsc/index.html

 除湿機本体と、上部にあるサーキュレーターが分離できるコロナの新製品。この「分離」を実現したことで、分離、一体、単独の3パターンの動きができる万能除湿機です。

 分離運転の最大のメリットは、洗濯物の「乾きムラ」の解消。除湿機本体とサーキュレーターを分離して2方向から洗濯物に広く風を当てることで、多くの衣類でもムラなく速く衣類乾燥。さらに、除湿機本体が洗濯物の乾き具合を判断し赤外線通信によるサーキュレーターとの連動運転を行うことで、乾き残りが出ないような仕上げ運転を行います。例えば、除湿機本体が室温上昇と湿度低下などお部屋の状況変化から衣類の乾き具合を算出し、自動で「乾燥仕上げ運転」に切り替え、サーキュレーターの風量、風向、スイング速度を調整することで乾きムラを抑制します。

 一体運転では、除湿された風を大口径24センチのサーキュレーターが効率よく送風し約72分の衣類乾燥時間を実現。広角90度の首振り運転時は遠くまで風を送り、多量の洗濯物もしっかり送風します。

 単独運転では、サーキュレーターだけで室内の空気を循環させることで、夏は涼しく、冬は暖かく、春と秋は換気ができ、一年を通して活躍します。

 除湿機本体のみの高さは約44センチのため、背が低いハンガーラックの真下に設置でき、水分が溜まりやすい洗濯物の真下から直接風を当てることも可能。タンク容量は3.6リットルという大容量のため、就寝中や外出時も容量を気にせず運転が可能です。さらに嬉しいのは、電気代が安いコンプレッサー式を採用しており、衣類乾燥1回あたりの電気代は約17.1円(*)の安さ。これなら電気代を気にせず、つけっぱなしにしてられますよね。

(*)衣類乾燥(標準モード)消費電力量550Wh、電気料金目安単価31円/kWh(税込)[令和4年7月改定]にて試算。

2023.05.30(火)
文=木内貴子