季節の変わり目は、寒暖差が激しく快適な状態を保ちにくいもの。寝具の調節も難しく、予想外に足元が冷えて眠れなかったり、逆に冷房を入れるほどではないけれど、ちょっと暑くて寝苦しかったり。

 そんな不快な夜は、快適に安眠へと誘ってくれる家電を活用してみてはいかがでしょうか。ぐっすりと眠った後は、活気にみなぎる朝が待っていますよ。


光、香、音で眠りを誘うアロマライト

●cado「BRAIN SLEEP CLOCK」

cado「BRAIN SLEEP CLOCK」

44,000円
https://cado.com/pages/brain-sleep-clock

 cado「BRAIN SLEEP CLOCK」は、睡眠医学とIT技術で睡眠の質を高める様々な製品を扱う ブレインスリーブと、デザイン性と性能の両方が優れた空気清浄機を開発しているカドーが共同開発した製品です。

 就寝の際、ベッドサイドにこれを置きます。部屋の明かりを消して、「BRAIN SLEEP CLOCK」が発する暖色ライトで心を安らげると同時に、リラックス効果がある真正ラベンダーの精油をブレンドしたスリープ用アロマミストが噴射されます。さらに、雨、焚き火、波の音など自然をテーマにした揺らぎを含んだサウンドを静かに流し、穏やかな睡眠に導きます。

 こうして視覚、嗅覚、聴覚を利用することで、心地よい睡眠へと導いていきます。夜、なかなか寝付けないという人も、この手法にかかれば、入眠スイッチが押されて、寝付きが改善されるだけでなく、睡眠の質も向上したとのデータ(使用者への独自アンケートによる)もあります。

 深い眠りの次に待っているのは目覚めですが、目覚めのタイミングも重要です。ノンレム睡眠のタイミングで起きると、目覚めが悪くなるため、あらかじめ起きる時間から逆算して、レム睡眠時に起きるような睡眠を取らなければなりません。

 そこで、起きたい時間の20分前にタイマーを設定し、光、香、音で徐々にアプローチし、心地よい目覚めを誘います。太陽光をヒントに開発された光を起床する20分前につけ、血液の循環を促進するローズマリーをブレンドした精油のアロマミストを噴射。同時に、鳥の囀りなど自然をテーマにした清々しく目覚めやすいサウンドを流し、心身ともに目覚めさせます。

 スマホ専用アプリを活用して、自分の生活リズムを管理することも可能です。起床時間、睡眠時間のほか、光、香、音を好みの強さに設定できます。

 なんとまあ至れり尽くせりのアロマライトでしょうか。これ一台あれば、睡眠も目覚めもバッチリで、活力に満ちた毎日を送れること間違いなしです。

2023.04.29(土)
文=木内貴子