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大葉とにんにくスープ

邪気を発散して、イライラを消し去る

 大葉の独特の香りは、漢方薬にも使われ、邪気払いに。胃腸、腎臓にダメージを与える人間関係のストレスを発散し、ひきはじめの風邪も吹っ飛びます。心の不安を軽減、自律神経も整えてくれます。ねぎ、にんにくも体内の巡りをよくし、身も心もすっきり。

■材料(2人分)

・大葉:20枚
・オリーブオイル:ひと回し
・にんにく:1片 みじん切り
・長ねぎ:1/3本 粗みじん切り
・★昆布だし(または水):400ml
・天日塩:小さじ1/2
・こしょう:適量

★昆布だしの作り方
麦茶ポットなどに水1リットルを入れ、さっと拭いただし用昆布(5cm角×2枚)を入れる。冷蔵庫に3時間からひと晩おく。

●作り方

(1)すり鉢に大葉をちぎり入れ、ペースト状になるまですりつぶす。みじん切りでもOK。

(2)フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、ねぎを炒める。しんなりしたら昆布だしを注ぎ、ふたをして3分ほど煮る。

(3)火を止め、(1)、塩、こしょうをふり入れて混ぜる。

大野沙織(おおの・さおり)

鍼灸師。心合いの風鍼灸院主宰。20代で腎盂腎炎を発症、右の腎臓の機能を失い、現在は1つの腎臓で生活している。YouTube「腎機能アップ!ちゃんねる」では、実体験に基づいて腎臓のためにできることを定期的にシェアしている。東洋医学に基づく腎臓にいい食材や体の不調を改善する食材を使ったスープを紹介したところ、急激に登録者数が増加、現在11.6万人(2023年2月)。本書が初の著書となる。

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