イケアのハンガー「BUMERANG ブメラング」でクローゼットをまとめてみる
たいていの方のワードローブは、同じ形や同じ色で揃っているわけではないはず。ハイネックのニットがあれば、Vネックのワンピースがあり、黒やグレーのモノトーンもあれば、パステルカラーやネオンカラーの服もあるかもしれません。
だからこそ、ハンガーがバラバラだと、より雑然とした雰囲気になってしまいます。そして見た目の美しさが損なわれるだけでなく、ハンガーの高さや角度が微妙に違うことで物理的にも探しにくくなったり、取り出しにくくなったり。
「イケアのハンガーは8本セットで売っていて、1本あたり100円以下。定番品だと買い足しができるので、長く使えるという点でも安心感があります。ただし、家族全員が使いやすいハンガーかどうかはわからないので、我が家ではまずその人にとって使いやすいハンガーを探して、合うなと思ったら揃えるようにしています。その結果、イケアのハンガーが100本近くあります。ニットなどの形が崩れやすいものは、ハンガー用ショルダーシェイパーを組み合わせて使っています」
100円ショップのワイヤーラックにキャスターを付けて使いやすく
「リビングで使うトレーニンググッズは、見た目がバラバラで可愛いわけでもないので、ちょっと気になっていました。でも、隙間時間などにその場で使いたいものだから、箱にしまい込むわけにもいきません。そこで、ソファの下に隠してみることにしました」
すべて100円ショップで買える材料なので安く気軽にできるうえ、見るからに使い勝手の良さそうなワイヤーワゴン。ソファ下やベッド下収納にぴったりです。本格的な収納アイテムを購入する前の一時収納として使っても良いかもしれません。
ハンディモップは100円ショップのスチール缶に入れてスッキリ
リビングで使うハンディモップを入れるのに岡本さんが使っているのは、100円ショップで見つけたスチール缶。取り出してすぐ本棚を掃除できるように、本棚の端に置かれています。専用のカバーや容器を用意するまでもなく、気になる部分を少し隠すだけでスッキリとする好事例。
「使いにくいなと思ったらすぐ収納を見直すということを繰り返すうちに、我が家に合った収納グッズが段々わかってきたので“このアイテムは100円ショップで”、“こちらのアイテムはイケアで”と、なんとなく買う場所が定まってきました。100円ショップでは、ワイヤーラックやこうした缶の入れ物など、スチール製の製品をよくチェックしています」
2023.03.21(火)
文=松山あれい
撮影=平松市聖