暮らしの達人が日頃愛用している道具や家具をじっくりと拝見する連載「暮らしのMY BEST」。
ご登場いただいた方の目を通して選ばれたものたちが、快適な暮らしにどう役立っているのか、その魅力をひもときます。もの選びの参考にぜひ!
一緒に育っていくものたちが愛しい
◆CASE07 菊池裕子さん (フラワーデザイナー)
![あちらこちらに、さりげなく花が飾られた室内。ガジュマルの枝には、カイ・フランクのガラスのオブジェが。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/1280wm/img_1617387df6d972e7f40d8ab39f1dc96c119132.jpg)
季節が夏から秋へと向かうなか、知る人ぞ知る駒沢のフラワーアトリエ、「Malmö(マルメ)」にお邪魔しました。迎えてくれたのは、フラワーデザイナーの菊池裕子さん。
![Malmöのシンボル、ツバメをモチーフにしたアイテムたち。買ったものやプレゼントされたもの……長い時間をかけて集まってきた。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/0/1280wm/img_b0b6c78ddc08efc8be861550e877e512146763.jpg)
ドアの向こうに広がっていたのは、有機物と無機物、新しいものと古いものが心地良く混ざり合う、隠れ家のような空間。ふと、ここが令和の東京だということを忘れてしまいそうになります。デザイン性と実用性が違和感なく同居する少し懐かしく優しい雰囲気は、「Malmö」のお花のイメージそのもの。
早速、「おうちにいるのが大好き!」と言い切る菊池さんが日々を一緒に過ごすものたちを紹介していきましょう。
2022.09.23(金)
文=松山あれい
撮影=平松市聖