白央篤司さんからしらいのりこさんへ

◆あたらしい日常料理 ふじわら「納豆辣油」

 ごま油、醤油、米酢、唐辛子のベースに、花椒、桂皮、小エビ、ひきわり納豆を合わせたコクのある辣油だれ。

「蓋を開けた瞬間の香りがもうたまりません。普段はあまりオイル系のものをご飯にかけないのですが、これは別格です。やみつき感があり、ご飯がどんどん食べたくなります」。

あたらしい日常料理 ふじわら

所在地 東京都小金井市梶野町5-10-58
電話番号 042-316-5613
営業時間 11:00~17:00
定休日 日~水曜
賞味・消費期限 4カ月半
https://nichijyoryori.com/
※通販可

しらいのりこさんから白央篤司さんへ

◆立ち喰い梅干し屋「辛子梅太子」

 紀州の南高梅を唐辛子と一緒に漬けこんだ辛子明太子の梅干し版。

「梅干しは断然手作り派ですが、これにはすっかりハマってしまいました。まずは見た目が本当に美しくて、立派。唐辛子のピリッとした辛みと、梅干しの旨みと酸味のバランスが良く、塩分が11.4%と控えめなのも嬉しい」。

立ち喰い梅干し屋

所在地 東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチ4F イーストヤード10番地
電話番号 03-5809-7890
営業時間 10:00~21:00
定休日 無休
賞味・消費期限 6カ月
https://tachigui-ume.jp/
※通販可/バンブーカット

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しく、著書に『自炊力』(光文社新書)などがある。
嬉しかった贈りもの:中学生になる際に叔父がくれた立派な辞書。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。夫、シライジュンイチさんとともに炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動。ご飯の炊き方や米料理のレシピ提案を行う。
嬉しかった贈りもの:サヴールのバターケーキ。
https://linktr.ee/shirainoriko

2023.02.24(金)
Text=Noriko Wada
Photographs=Takashi Shimizu

CREA 2023年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

100年超えの名品から、最旬SDGsアイテムまで贈りものバイブル

CREA 2023年冬号

100年超えの名品から、最旬SDGsアイテムまで贈りものバイブル

特別定価960円

「CREA」2023年冬号は「贈りものバイブル」です。大切だからこそしばらく会えなかったあの人に、一年間頑張った自分に、贈りたいのはやっぱりいいもの――時を越えて愛される名品の数々です。2023年、文藝春秋は100周年を迎えます。そこで今回は、100年以上続く老舗の名店や、未来へと伝えたい価値観を掲げる新店などから、選りすぐりのギフトをご紹介。あなたのホリデーシーズンが、最高にハッピーなものになりますように!