さっそく、広島みはらプリンを食べ比べ!

 せっかくなので、いくつかテイクアウトして食べ比べしてみました。まずは、一番人気の「島たまご」を使ったプリンから。

 島たまごとは、コーチン種の鶏「瀬戸内柑太郎」が産んだ卵のこと。エサに柑橘の皮などを入れているため、食べた人からは「何だか爽やか」という感想をよく聞くのだそう。

 広島県産の生乳がクリームチーズのコクをより引き立てていて、砂糖を焦がしたカラメルとの相性も抜群!

 また、初恋プリンのほかに、昨年の10月に広島みはらプリンに認定登録されたばかりの新商品「ミハラニアンの塩カスタードプリン」(300円)も。

 店主の黒川有紀子さんに「ミハラニアンの塩カスタードプリン」というユニークなネーミングの由来を聞くと「よく『オリンピアン』って言うでしょう。三原の自然でも、海でも、食材でも、三原の何かを愛する人たちのことを『ミハラニアン』と呼ぼうと、私が勝手に決めちゃいました(笑)」とのこと。

 さっそくひと口。塩気がきいているおかげで、コクがあるけどあっさりしていて、後味がさっぱりしています。

広島みはらプリンは甘くない!? 三原名物のタコが入ったお惣菜プリン

 さらにこちらのかねしょうには、三原名物のタコが入ったデリカプリンもあると聞き、早速実食!

 チーズプリンをベースに、ひと口大にカットした名産の「三原やっさタコ」が入っています。

「ハーブソルトやフレーバーソルトをひと振りすると風味が変わって別物に。私の一番のおススメは、ちょっと高級だけどトリュフ塩。バゲットに合わせると赤ワインにぴったりですよ!」(黒川さん)

 なんと魅力的! 家に帰ってトーストしたパンにのせてみました。

 また、季節限定の初恋プリンもあり、取材で伺った10月は「パンプキン」でしたが、11月は栗の渋皮煮が丸ごと1個入ったプリンや、12月は毎年好評の「イチゴ」と、季節ごとのお楽しみもありますね。

「三原には美味しい果物を栽培している農園さんがあるので、そこのリンゴをキャラメリゼしたものをプリンと合わせたらおいしいだろうな~とか常に新作プリンのことを考えています(笑)」(黒川さん)

 こちらのプリンはテイクアウトも可能なので、お土産に持ち帰っても〇。また、オンラインショップもあるので、詳しくはお店のHPをご覧ください。

喫茶室&DELI かねしょうカフェ

所在地 三原市港町3-3-1
電話番号 0848-64-3210
営業時間 11:00~16:00(ランチタイムは11:00~14:00、新型コロナウイルス拡大防止のため、現在短縮営業中。通常時は11:00~18:00)
定休日 日曜・月曜日
https://www.kanesho1960.com/

2023.02.11(土)
文・撮影=根津香菜子