【2023年2月】悟明老師が占う「アジアの動き」
台湾=天同星には、凶星の陰煞が入ってきます。政治的舌戦が目立つほか、新型コロナ以外の伝染病、例えば鳥インフルエンザなどの発生が心配されます。ただ、経済面は好転傾向にあり、運輸や観光業は好調です。世界各地への直行便も続々と再開するのではないでしょうか。
韓国&北朝鮮=天梁星には、天から降る幸福を意味する吉星の天魁がある一方で、3つの凶星が入ってきます。死傷を示唆する亡神、招かれざる客を象徴する弔客、悩ましい問題を意味する陀羅……。これらの負の力を総合してみると、無策による犠牲がイメージされますが、吉星の天魁が被害を少し抑えてくれそうです。ただ、北朝鮮に関しては、食糧不足が深刻化している模様。天からの助けも、焼け石に水といった様相で、広く民衆が救われるレベルには至らないでしょう。
そして皆さんの住む日本=七殺星には、吉星の福徳と月徳、凶星の病符が入ってきます。福徳は口福をはじめとした衣食住の幸せを意味し、月徳は福徳の働きをサポート。この星回りから、黙食などの制約がなくなる、円安が解消に向かって物価が多少安定する……といった変化が期待できそうです。凶星の病符は、新型コロナの問題と考えられます。海外からの観光客の増加で、新規感染者数は増えるかもしれませんが、軽症で済むなどインフルエンザと同等の症状にとどまり、大きな混乱にはならないと見ています。七殺の五行は金。金融、宝飾、株式、証券、電子に関する業種は有望です。今月は何事も保守に徹して吉。天が日本の皆さんをお守りくださり、多くの幸運が訪れますように。
2023.01.30(月)
文=堀 由美子