寒さはこたえるけれど、キラキラの冬の風景にひたる時間はとてもロマンティックです。
四季のある日本だからこそ、自然の移ろいを感じられ、その土地でしか見ることのできない絶景を愛でることができる。そんな幸せを噛みしめたいものです。
そんな47都道府県の観光のプロがセレクトした、その地に息づく素晴らしい冬の景色をまとめてご紹介します。この先の旅の参考にどうぞ!
今回は、中国エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆鳥取県
白兎神社
白兎神社は縁結びのパワースポットとして知られる神社。日本最古のラブストーリーの地であり、2010年には「恋人の聖地」に認定されている。年間を通して国内外から多くの人が訪れるが、特に正月三が日には多くの参拝者で賑わいを見せる。
「日本最古の書物『古事記』の一節である、神話『因幡の白兎』に登場する白兎神が祀られることから、日本医療発祥の地とされる由緒明らかな神社です。また、大国主命と八上姫との縁が結ばれた、日本最古の恋物語の地としても知られています。
参道にはかわいい白うさぎの石像が並び、参拝客をお出迎え。卯年の開運スポットとして注目を集めています。干支所縁の神社や縁起の良い名前の神社を巡る『因幡伯耆國開運神社巡り』もあわせてお楽しみください」(「とっとり旅」魅力発信担当スタッフ)
白兎神社(はくとじんじゃ)
所在地 鳥取県鳥取市白兎603
https://www.tottori-guide.jp/kaiun-meguri/
◆島根県
ぐるっと松江堀川めぐり 冬の「こたつ船」
ぐるっと松江堀川めぐりは、松江の城下町に残る堀を小舟で巡る、人気の観光遊覧。季節限定の「こたつ船」では、船に備えられたやぐらこたつで暖を取りながら、冬ならではの情景を楽しめる。
「国宝松江城の堀を船頭さんのガイドを聞きながら、約50分かけて周遊する遊覧です。武家屋敷や塩見縄手の老松が並ぶ、風情ある城下町・松江の風景が楽しめます。
一年を通して乗船できますが、11月から4月の間は全ての船が『こたつ船』として運行されます。寒い冬でもこたつで温まりながら、水上散歩を満喫してください」(島根県観光連盟スタッフ)
運行期間:開催中~2023年4月10日(月)
ぐるっと松江堀川めぐり 冬の「こたつ船」(ぐるっとまつえほりかわめぐりふゆのこたつぶね)
所在地 島根県松江市黒田町507-1 松江堀川ふれあい広場
https://www.kankou-shimane.com/destination/20256
2023.01.08(日)
文=佐藤由樹、CREA編集部