徐々に世界を旅する人も増えてきましたが、自由に海外へ行かれなかった時期に、日本が誇る四季折々の魅力に改めて気付かされたという人も多いようです。
だから今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?
特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。
今回は、島根県観光連盟スタッフが選ぶ、冬の風景をご紹介します。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!
◆ぐるっと松江堀川めぐり 冬の「こたつ船」
ぐるっと松江堀川めぐりは、松江の城下町に残る堀を小舟で巡る、人気の観光遊覧。季節限定の「こたつ船」では、船に備えられたやぐらこたつで暖を取りながら、冬ならではの情景を楽しめる。
「国宝松江城の堀を船頭さんのガイドを聞きながら、約50分かけて周遊する遊覧です。武家屋敷や塩見縄手の老松が並ぶ、風情ある城下町・松江の風景が楽しめます。
一年を通して乗船できますが、11月から4月の間は全ての船が『こたつ船』として運行されます。寒い冬でもこたつで温まりながら、水上散歩を満喫してください」(島根県観光連盟スタッフ)
運行期間:開催中~2023年4月10日(月)
ぐるっと松江堀川めぐり 冬の「こたつ船」(ぐるっとまつえほりかわめぐりふゆのこたつぶね)
所在地 島根県松江市黒田町507-1 松江堀川ふれあい広場
https://www.kankou-shimane.com/destination/20256
◆油井前の洲
「隠岐諸島・隠岐の島町にある油井前の洲は、約2千万年前、日本海が湖であった時代の地層でできており、広い波食棚を形成しています。
冬季の海面低下時には、その波食棚が浮き出たように姿を現し、まるで南米ボリビアのウユニ塩湖のように、空を映す鏡のようになる隠れスポット。ゆっくりと水平線へ沈む夕日は絶景です」(「しまね観光ナビ」担当スタッフ)
油井前の洲(ゆいまえのす)
所在地 島根県隠岐郡隠岐の島町油井
https://www.kankou-shimane.com/destination/30037
2023.01.02(月)
文=佐藤由樹