猫への愛をオープンに語ることは「照れくさい」。多くを語らないGAG福井が“低くねっとりした声”で明かした愛猫との運命的な出会い
お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう連載「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第22回はコント師・GAGの福井俊太郎さん。
知り合いから譲り受けたキジトラの氏ちゃん(うじ/6歳・メス)と暮らしています。6年経っても懐いてくれない氏ちゃんに片想いのような感情を抱きながら、日々を暮らしているとのこと。そんな福井さんですが、大阪時代、運命的な出会いを果たした先代の猫・師匠ちゃんとの生活によって、猫の存在が生活に欠かせないものとなっていったそうです。
女優の武田梨奈さんの実家から子猫を譲り受けた
――氏ちゃんとはいつから一緒に暮らしてるんですか?
2016年2月くらいですかね。東京に来てから、以前飼っていた師匠っていう名前の猫が亡くなっちゃって。そこから1~2年経った頃、また猫ちゃんと暮らしてみたいなぁと思い始めたんです。けど、そういう機会がなかなかなかったところに、僕が猫を飼いたがってると知った先輩芸人のLLR・伊藤さんが「知り合いの家の物置に猫の赤ちゃんが5匹くらい置いていかれてて、もらい手を探してるんだけど、どうかな?」って声をかけてくれたんです。で、伊藤さんと伊藤さんの奥さんと3人で見に行ったら、そのお宅が女優の武田梨奈さんのご実家で。だから、氏は武田さんの家の猫ちゃん、伊藤さんの家の猫ちゃんときょうだいなんです。
――まさか武田さんから譲り受けられたとは。
おうちに伺ってびっくりしました。僕、猫のツイートはほとんどしてないんですけど、2月22日の猫の日だけはしていて。武田さんとはSNS上でやりとりさせていただいたりしてますね。
2022.12.30(金)
文=高本亜紀
撮影=佐藤 亘
写真=福井俊太郎