小枝などを燃料にできるネイチャーストーブ
●ネイチャーストーブ
「ソロストーブ ライト」は、小枝や割り箸などを高温で燃焼でき、約950ミリリットルの水を8~10分で沸かすことができます。
また、一般的なネイチャーストーブは煙が上がりますが、ソロストーブは2次燃焼によって煙まで燃焼するため、ほとんど煙が出ないのも特徴です。
「ネイチャーストーブは、小枝や松ぼっくりなど小さい燃料でよく燃えるのがポイント。割り箸3~4本の燃料で、写真のような炎が上がります。晴れた日に燃料を拾い集めておいて、湯沸かしや簡単な煮炊きにはネイチャーストーブを使って、雨の日や大人数の調理をする時だけガスバーナーを使うようにすれば、カセットガス3本で1カ月は持たせられるでしょう」(寒川さん)
●ナイフ
「モーラナイフ エルドリス ネックナイフキット」は、コンパクトながら切れ味がよく、ケースを装着するとロックがかかる安全性を兼ね備えたナイフです。ファイヤースターターで火を起こすこともできるので、マッチやライターに加えて備えておくと安心です。
「モーラナイフは木を削ったり、調理にも適していたりするほか、薪割りなどハードな使い方もできる万能ナイフです。パラコードが付いているので首から提げられて、その状態でナイフを真下に引けば、安全に抜くことができます」(寒川さん)
●メスティン
trangiaのメスティンは約1.8合まで炊飯でき、熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に回り、ガスバーナーでもおいしくご飯が炊けます。蓋で密閉できるので、ランチボックスや小物入れとしても使えます。
「アウトドアではおなじみのメスティン。炊飯をはじめ、取っ手が付いているので調理もしやすく、お湯もすぐ沸かせます。調理道具と容器を兼ねているので、1人1個あると便利です」(寒川さん)
2022.10.02(日)
文=田辺千菊(Choki!)
撮影=深野未季