「食」「飲」「健康」に特化したマイスターがいる温泉旅館にパワーアップ！
◆奈良信貴の湯温泉 柿本家(かきもとや)
創業110年余り。国定公園信貴山の高台に立つ老舗旅館にして、洋のエッセンスを感じる和のオーベルジュとして人気の「柿本家」が、大浴場と客室露天風呂に「奈良信貴の湯(ならしぎのゆ)温泉」の供給をスタート。
2022年7⽉16⽇(⼟)、温泉ソムリエ、野菜ソムリエ、利き酒師が常駐する、唯一無二の“温泉旅館”へとパワーアップしてリニューアルオープンした。
四季折々の美しい金剛生駒紀泉国定公園の山並みを一望できる客室は、スタンダードタイプから、ゆったりとした造りの露天風呂付のスイートルームまでさまざま。
今回のリニューアルでは、大浴場はもちろん、露天風呂付き客室の風呂でも温泉を満喫できるようになった。
ちなみに奈良県内では、露天風呂付きの客室を持つ旅館がまだ少数で、もともと“温泉化”への期待が高かったのだという。そのためリピーターにとっては待望のリニューアル。これから奈良の旅を検討している人にとっては魅力的な情報だ。
さらに「奈良信貴の湯温泉」の温泉宿となった「柿本家」の女将は温泉ソムリエなので、効果的な温泉の入り方を伝授してくれる。滞在の際はぜひ案内を受けて湯浴みをしたい。
また「柿本家」の魅力は、“温泉旅館”へとリニューアルしたことに加え、前述した「温泉ソムリエ」のほか、「野菜ソムリエ」「利き酒師」が常駐していることも大きい。
同宿が“洋のエッセンスを感じる和のオーベルジュ”とうたっているように、ここでは旬の恵みを厳選し、その日に仕入れた食材を使って料理長がひと品ずつ丁寧に仕上げる創作会席料理が好評。そして会席コースの中に、野菜ソムリエの女将が選んだ“大和伝統野菜”の献立が必ずひと品盛り込まれているのも特徴のひとつだ。
さらには利き酒師の宿主が、季節ごとにおすすめの奈良の地酒を仕入れているので、創作会席と地酒のマリアージュが堪能できる。
奈良が世界に誇る「法隆寺」までは車で約15分、奈良市内(奈良公園)までは車で約45分。
リニューアルで進化した「柿本家」は、新しい温泉旅館の楽しみと、新しい奈良の旅を実現してくれる宿としてぜひ覚えておきたい一軒だ。
奈良信貴の湯温泉 柿本家(かきもとや)
所在地 奈良県生駒郡三郷町信貴山東5-8
電話番号 0745-72-8000
https://www.kakimotoya.com/
Column
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2022.09.20(火)
文＝立花奈緒(ブレーンシップ)
