旅行やお出かけを計画すると、ついつい欲張って「あそこもここも行きたい!」とスケジュールをぱんぱんにし、かえって疲れてしまうこと、ありませんか?
そんな人におすすめなのが、「リトリート」です。「リトリート」とは、忙しい日常から離れ、非日常的な場所で自分と向き合い、心と身体をリラックスさせるためにゆったりと時間を過ごす新しい旅のスタイルのこと。
そこで今回は、都心からのアクセスもよい横浜で、お手軽にプチリトリートできるプランをご紹介。たまには、体も心もゆるめて、自分のためにゆったりと過ごしてみませんか?
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草花の清々しい香りでリフレッシュ
![横浜イングリッシュ ガーデン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/1280wm/img_b479aa5163aa0fc130d44ed05f2a90ed156825.jpg)
まず訪れたのは、四季折々の花々を楽しめる「横浜イングリッシュ ガーデン」。平沼橋駅から徒歩で約10分ですが、横浜駅から無料の送迎バスが出ているので、こちらを利用すると便利です(祝日除き水曜日運休)。
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横浜市の花であるバラは、約2,200品種、約2,800株あり、そのほかにも多種多様な花々や樹木が植えられています。
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英国式庭園を意識して設計されたそうで、高い木から、中低木、足元に咲く草花など、歩きながら色々な角度の植物を楽しむことが出来ます。
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![風が吹くと、風鈴が揺れて涼やかな音色が風流です。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/b/1280wm/img_7b59bb1bed6f52d0ec00394335bd195c154943.jpg)
現在は「サマー・フェスティバル」(9月16日まで)を開催中。この期間の限定ディスプレイとして、竹林をイメージして装飾したローズ・トンネル内に、約800個の風鈴が展示されています。
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イベント開催中のガーデン内には「隠れ妖精」がいるので、ぜひ探してみて!
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この日、庭園内で咲いていたのは、夏に咲く赤や黄色が鮮やかな「カンナ」や、お盆に欠かせない「ミソハギ」など。
庭園内にはハーブも植えてあり、そっとマスクを外して、ふーっと深呼吸すると、グリーンやハーブ、バラがかすかに香り、清々しい気分に。
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また、ローズヒップを楽しめるバラはあえて剪定せず、そのままの状態にしてあるものも。
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道の途中には様々な写真スポットがあり、SNSスポットとして友達同士やカップルで訪れる人もいるそうです。
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小径が多く、入り組んだ設計になっているので、庭園内をざっと回るだけでも約30分、じっくりと見て回るには2〜3時間かかるので、歩きやすい靴がおススメです!
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帰り際に、入り口横にあるカフェとショップに立ち寄ってみました。
![フラワーソフト 550円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/b/1280wm/img_3b71cd2819a156dbc315518236489bae229112.jpg)
大のソフトクリーム好きとしては、ぜひ食べてみたかった「フラワーソフト」。
残念ながら、この日は機械が故障中で食べられなかったのですが、今は再開しているそうなので、リベンジしに来なくては!(12月、1月は販売しない予定)
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ほかにも「バラのロールケーキ」(550円)などのスイーツや、バラのジャムが入ったキャンディやローズ風味のポップコーンなど、バラ園らしいお土産も。
バラのベストシーズンは春と秋のため、残念ながら今の季節に咲いているバラは返り咲きのもので種類も少ないのですが、その分、他の季節よりも来場者が少なく、地元の人にもあまり知られていないそうで、ゆっくりと散策できる夏場は意外な穴場スポットだとか。
夏が過ぎると、秋バラのシーズンに。秋に咲くバラは、一輪一輪の品質が良く、色合いが良いものや濃厚な香りが特長だそうです。
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こちらで働くガイドの方によると「色も花姿も品種によって多種多様なので、お気に入りのバラを探してみてください」とのこと。シーズンごとに訪れるのも楽しそうです。
横浜イングリッシュ ガーデン
所在地 横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
電話番号 045- 326-3670
開館時間 3月〜11月:10時~18時(最終入園17時30分)、冬季(12月〜2月):10時〜17時(最終入園16時30分)
入園料 大人600円(料金は季節によって変動)
定休日 年末年始
https://www.y-eg.jp/
2022.08.27(土)
文=根津香菜子