いつもとは一味違う横浜みなとみらいクルーズ体験へ!
横浜の赤レンガ倉庫周辺を散策するなら、45分間の「赤レンガcaféクルーズ」を体験してみませんか?
「まるっと1日、横浜を大満喫! みなとみらいを巡るプチ旅ガイド」でも登場した、海上からでしか眺められない7つのフォトスポットを巡るというこのクルーズ。いつもと違った角度からの横浜を体感することができます。
温かいドリンクを手に、潮風を感じながら深呼吸
赤レンガ倉庫発着の周遊クルーズ「赤レンガcaféクルーズ」(1,500円)は、横浜港のデイタイムで人気のアクティビティです。クルーズ時間は約45分間。本牧ふ頭のガントリークレーンに迫る「よくばり! ガントリークレーンまでコース」と、みなとみらい近くまで行く「ゆったり! ベイブリッジみなとみらいコース」の2つの航路があります。
「赤レンガcafé クルーズ」は、赤レンガ倉庫近くのピア赤レンガ桟橋からクルーザーで出航します。船内には温かいドリンクと冷たいドリンクが用意されているので、乗船時に好みのドリンクを選んで好きな席で出港を待ちましょう。
このクルーズでは、「#PUSH7」とネーミングされた、海上ならではの風景が撮れる7つのフォトスポットをご案内。乗船スタッフによるテンポのよいガイドで映えるポイントでの撮影を楽しむことができます。
◆No.1 「Park」…氷川丸とマリンタワー
山下公園に隣接する「氷川丸」。戦前から幾度となく機雷に接触したものの沈没を免れた唯一の客船であり、横浜のシンボルでもあります。その後ろには「マリンタワー」が建ち、氷川丸と一緒に写真におさめられるところが最初のポイントです。マリンタワー完成当時は世界一高い灯台として、ギネスブックにも登録されたそう。
◆No.2 「Perry」…ペリーポイント
横浜港の発展のきっかけ「起源」となる場所に近づいてくると、船のスピードがおち、止まります。そこが、ペリー提督が乗船してきた黒船が錨を下ろしたとされる「ペリーポイント」です。1854年に横浜に上陸したペリー。黒船から見た当時の景色とは随分異なるでしょうが、歴史に思いを馳せることができるポイントです。
◆No.3 「Bridge」…仰ぎ見るベイブリッジ
横浜港を背にどんどん進み、ベイブリッジの右側をくぐります。そのくぐる前後が次のシャッターチャンス! 2本の橋脚がひとつのフレームにおさまるポイントです。
ここでは、約860メートルものダイナミックな橋の長さを感じとることができます。また、ベイブリッジの真下、裏側を見ることができるのもクルーズならではの醍醐味でしょう。
◆No.4 ※「Guntry」(1〜2便目のみ)…海上の“キリン”を間近に
コンテナ輸送の大規模な拠点、本牧ふ頭で活躍する通称“キリンクレーン”の迫力を間近で体感できるポイント。「よくばり! ガントリークレーンまで」コースでは、赤と白のガントリークレーンに出会えます。なんと1基10億円なんだとか。
2021.12.18(土)
文・写真=大嶋律子