施設内の畑、アグリガーデンで野菜に親しむファーマーズレッスン
アグリガーデンの畑とグリーンハウス(温室)で、一年を通して行われている農作業。地元農家のアドバイスを受け、農薬をできる限り使わず、無化学肥料で年間約120種類の野菜やハーブを育てています。その一部は「Farm to Table」をテーマに、レストラン、カフェでの活用を予定しているそう。
「ファーマーズレッスン」に参加するゲストは、土作りや種まき、米ぬかやもみ殻を使った肥料づくり、耕運機で土を柔らかくするといった下準備から、定植(苗を植えること)、草取り、収穫など、その時期・その日に行われる農作業に参加。
ひとつの野菜が食卓にのぼるまでに、どれほどの手間と時間がかけられているのか、生産者の工夫やこだわり、自然を相手にすることの面白さや苦労の一端を知ることができます。
敷地内にある8,500平方メートルの田んぼでは、この時期「田んぼビアガーデン」を開催。期間中は田んぼの真ん中に特別席が設えられ、那須で生産されているクラフトビールを楽しめます。日本の原風景ともいえる田んぼの中でくつろぎながら、味わうビールは最高!(期間:7月16日~8月31日 ビール1本 880円~)。
また、田んぼの風景や米食文化の継承を目指したプロジェクト「お米の学校」も毎年実施。開催は4月から10月まで全5回で、施設内の田んぼで種まきから収穫、脱穀、精米作業を体験できます(今後の開催期間:第4回「稲刈り」は10月1日~3日、8日~10日。第5回「脱穀・炊飯」は10月22・23・29・30日。それぞれ1回参加につき、大人 3,300円、4~10歳 1,100円、3歳以下は無料)。
2022.07.29(金)
文=伊藤由起
写真=橋本篤