東南アジアとインドが融合したマレーシアカレー
もちろん仕組みだけではありません。味にもナシカンダーのエッセンスが効いています。
たとえば、マレーシア料理によく使われるパンダンやコブミカンのハーブ。カレーに入れると、スパイスの刺激はまろやかになり、香りにグッと深みが増幅。
また、隠し味にナンプラーを加えて、インドカレーとはまた違った食べやすいテイストに。
おすすめのトッピングはこちら
エッグ、フィッシュのほか、グリルチキン、ラム肉カトゥレットといったメインのおかずも、トッピングとして追加できるのでおすすめです。
ちなみに、どの料理も唐辛子の辛さは控えめ。辛くしたい人は、卓上にある自家製調味料チリパディ醤油(チリパディとは、マレー語で小さな唐辛子という意味)か、辛さ増しペースト(+100円)を加えましょう。自分好みの辛さで楽しむのもマレーシア流です。
2022.03.17(木)
文=古川 音(マレーシアごはんの会)
撮影=新田知沙