コラーゲンがたっぷりと入っている美容食として、日本でも有名な韓国料理サムゲタンですが、実は韓国人はそれほど頻繁には食べません。日本に比べて安いとはいえ、普段の食事としては割高なイメージがあるからでしょう。
ですが、夏になると韓国人は必ず3回、サムゲタンを食べます。真夏で暑さがピークになる期間(陰暦で6月から7月にあたります)を韓国で「三伏」と言いますが、その三伏の初伏、中伏、末伏の日には夏を乗り切るために、必ずともいえるほどサムゲタンを食べるんです。
今年は7月14日と24日、8月13日が三伏にあたります。日本ではウナギを食べる土用の丑の日というものがあると聞きましたが、それとよく似ていますね。
夏には冷たいものを食べたくなるのが常ですが、そんな時にあえて熱いものを食べて汗をしっかり流すことで体内の熱を外に出して夏バテを防ぐことができるんですね。
2011.07.29(金)