心づくしのおもてなしの星空観察ツアー
![周囲は沖のヨロン島くらいしか、光がなく、天の川がくっきりと見えます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/1280wm/img_748e92e62e3f32ab1f8662d6cb9c189397241.jpg)
やんばる3村、中でも国頭村の北端近くまでくると、ネオンはもちろん、コンビニへも車で30分ほどかかります。つまり、光害とは無縁。
夜のとばりが下りると、星のまたたきの方が暗がりよりも優勢なくらい、頭上いっぱいに星空が広がります。
星空ガイドの平良 太(たいら ふとし)さんのツアーは、いわゆる星空観察とはひと味違います。
平良さん手作りのサーターアンダギーや国頭村産のハーブティー「からぎ茶」をいただきつつ、レーザーで示す星座の結び方や神話についてのお話を聞く、星空観察ツアーを行います。三線を爪弾きつつ歌までも披露。沖縄らしい、ほっこりした体験です。
夜のやんばるは夜行性のハブに要注意。その点も、安心して観察できる場所を事前に探しておいてくれるので、心強いです。
星空ガイドツアー
問い合わせは国頭村観光協会
電話番号 0980-41-2420
https://kunigami-kanko.com/
沖縄本島最北端の沖縄民家風コテージ「奥やんばるの里」
![奥川のほとりに6室の沖縄民家風のコテージが並んでいます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/1280wm/img_e4117e52c9157e7dcb146e5c3b6471e7192460.jpg)
やんばる国立公園に隣接し、辺戸岬まで車で約10分。ここまで北上すると、宿泊施設自体が少ないけれど、自然と触れ合うのにもってこいな、ステキなお宿を発見!
奥川のほとりに佇む6棟8室の沖縄民家風コテージの「奥やんばるの里」。全室にキッチン&ダイニングとバーベキューにも好都合なテラス、そして部屋前に駐車スペース付き。
![部屋のすぐそばに駐車スペースがあるので、荷物移動もラクチンです。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/1280wm/img_b326f1f1f6122192c541dc312502a620179671.jpg)
平成12年にオープンというけれど、清潔かつメンテナンスが行き届いているせいか、オープンしたばかりかと思うほど。一人旅から最大8名まで収容できる、3タイプがあります。ペット同行もOK(入室はNG)。
![和室が1室の、一人旅におすすめな「シーバ―」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/f/1280wm/img_4f9b97167b8e3975d7ceb199864ed5d4107986.jpg)
どこからか「キョキョキョキョキョ」というヤンバルクイナの鳴き声が響き、敷地内に流れるごくごく浅い奥川で小さな子供から川遊びができるのもポイントです。車で約5分のところにユッピバマ、フパダチ、マエバマ、スイバマなど4つのビーチもあります。
やんばるの自然を舞台に遊ぶベースとして、おすすめのお宿です。
奥やんばるの里
所在地 沖縄県国頭郡国頭村奥1280-1
電話番号 0980-50-4141
料金 シーバー(1~3名)1室1万2,000円~、ウニシ(1~5名)1棟1万7,000円~、ニシミ(1~8名) 1棟 2万7000円~
https://okuyanbarunosato.net/
【取材協力】
国頭村観光協会
https://kunigami-kanko.com/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2022.01.22(土)
文・撮影=古関千恵子