【2021年11月】悟明老師が占う「アジアの動き」
アジアで最も安定した時期となるのが、台湾です。前述したように、2つの吉星のサポートを得て、平穏無事な日々となるでしょう。
次に希望が見えるのが、東南アジア=太陽星。先月は、過酷な星回りにありましたが、今月はぐっと好転し、持ち直していくようです。
亡神という凶星が入ってきてはいますが、吉星の禄存の力で、かなりの部分は抑えることができるでしょう。一部の国でのコロナの感染拡大などは起こり得ますが、先月ほど深刻な状況にはならないと見ています。
それ以外のアジアの国々は、厳しいひと月となりそうです。
中国=武曲星には、凶星の陀羅と病符があり、大きなプレッシャーに晒されることでしょう。外交、経済面、コロナ対策のいずれも落ち着きのないひと月に。
インド=破軍星には、やはり凶星の羊刃、天狗が入ることから、この国も厳しい状況が予想されます。特にコロナによるダメージは大きくなりそうです。
そして、皆さんが暮らす日本=七殺星。日本と韓国を示すこの星には、吉星の文曲が入っているものの、凶星の喪門と弔客がもたらすマイナスの力の影響を強く受けてしまいそうです。
喪門は、治療が受けられないと亡くなってしまう病気、弔客は伝染病を意味していることから、懸念されるのは、やはりコロナ対策の遅れや不備です。
このところ、東京の新規感染者数は減少傾向にあり、落ち着きを取り戻しつつあるようですが、星回りから見ると、11月以降の感染再拡大が予想されます。
危機を切り抜けるための鍵は「治療」。誰もが安心して治療を受けられる医療環境の整備が急務であるように思います。
これからの季節は、インフルエンザの流行も懸念されます。
皆が一致団結して防疫に取り組むことで平穏な暮らしを取り戻し、経済的な回復を目指してほしいと切に願います。
2021.10.30(土)
文=堀 由美子