【2021年11月】悟明老師が占う「開運行動」
今月も、暦的には作物を収穫する時期。
台湾では、この時期に新物のひょうたんが出回ります。
ひょうたんは、中国語では「葫蘆(フールウ)」といい、「葫」の音が「福」に近いことから、縁起物として親しまれています。
災いをはねのけ、幸運をもたらすほか、財をためこむ金庫の役割をするとも言われているひょうたんを、この時期にお守りにしてください。
できれば天然素材の、小さめのものを用意し、身に着けましょう。バッグのチャームとして活用してもOKです。
あるいは、中国清朝の皇帝のパワーを象徴する「五帝銭」と呼ばれる吉祥物をお守りにしても。
五帝とは、順治帝、康煕帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝のこと。
権威ある5人の名が刻まれた古銭には、皇帝たちの“帝運”が宿るとされ、そのレプリカを繋げた飾り物が招財や厄よけのお守りとして使われています。
順治帝は、事業運、康煕帝は財運、雍正帝は仕事運、乾隆帝は健康運、嘉慶帝は結婚運を高めてくれるという解釈も。
日本でも風水ショップなどで手に入るので、この機会に取り寄せ、バッグのチャームにしたり、車内に吊るすなどして、身近に感じてください。
今月も、お参りをする際は、南か東の方角の寺社へ。平安無事をお祈りしてきてください。
先月からの繰り返しになりますが、この時期、何より大切なのは、一致団結しての防疫行動です。少なくとも自分の身は自分で守ること。
マスクはお守り、手洗いと密回避は開運行動。そう捉えると、前向きな気持ちで頑張れるかもしれません。
Column
台湾発! 悟明老師が世界を占う
台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。
2021.10.30(土)
文=堀 由美子