◆べロペロネ
【花言葉】おてんば
日本での呼び名は、コエビソウ。赤い部分は苞で、重なり合った姿がエビを思わせます。英名も「shrimp-plant」なので、ベロペロネがエビに見える感覚は世界共通なのかもしれません。
「おてんば」という花言葉は、エビがはねているような姿から付けられたという説があります。
苞の隙間から白く小さな花が顔を覗かせますが、残念ながら花はすぐに散ってしまいます。しかしながら、赤い苞の部分は残りますのでエビのような可愛らしい姿は長く楽しむことができます。
【べロペロネのその他の花言葉】ひょうきん、思いがけない出会い、可憐な人、愛嬌
◆マリーゴールド
【花言葉】悲しみ、嫉妬
あいみょんさんの大ヒット曲のタイトルにもなったマリーゴールド。鮮やかな黄色が可愛らしいのですが、そんな見た目に反して「悲しみ」「嫉妬」などネガティブなイメージの花言葉を持ちます。
西洋では黄色自体にネガティブなイメージがあるようで、黄色い花も、あまりよくない印象の花言葉が付くことがあります。例えば黄色いバラも、「嫉妬」という花言葉を持っています。
花壇などに植えられる鉢花のマリーゴールドは、丈の短いフレンチ種。切り花として花屋さんに並ぶマリーゴールドは、丈が長いアフリカン種です。
最近インテリア雑貨として人気の、サイエンスボトルに生けてみましょう。ボトルのブラウンがマリーゴールドの黄色とマッチします。
【マリーゴールドのその他の花言葉】健康、予言
2021.09.06(月)
文=佐藤俊輔、CREA編集部
イラスト=佐藤弘昌