◆旅持ち茶籠「きらら」
最小限の8アイテムのミニマムセット。籠は、竹を細く裂いて編み、内側を布貼りに。
茶碗「白雪姫」は松尾三希子作。茶器と茶碗は揃いのリバティ花柄の袋に納まる。楓の茶器と茶杓はシンプルなひと揃え。
◆旅持ち茶籠「宝袋」
イギリスのヴィンテージのシルバースプーンを茶杓に。沢栗をくりぬいたスタイリッシュな建水に一式が入る仕組み。根来茶器がポイント。
ともに村瀬治兵衛作。銀彩茶碗は藤平寧作。大人の雰囲気。
◆ガラス茶箱 林みちよ×嘉門工藝「銀彩」
透明なガラスの茶箱の中に、陶芸家・林みちよの茶碗と香合が収められた夢のコラボセット。
インドのサリー生地を古帛紗に仕立てて。お茶席に涼やかさを運ぶプレミアムな組み合わせ。
2021.07.21(水)
Text＝Mika Kitamura
photographs＝Yosuke Suzuki(Erz), Ryota Sawaki〈cut out〉(Erz)
styling＝Mika Sawairi
CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
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ちょっとだけアウトドア
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CREA6月発売号は「アウトドア」特集。ビルの間を移り行く空に道ばたに咲く草花、ベランダで感じる風――少しだけ感覚を拡げてみると、自然は案外私たちのすぐ近くにあることに気づきます。日常に落ちている、小さな自然の気配を拾い上げられたなら、窮屈に感じる日々も、少し楽しくなるかもしれません。ベランダで過ごす一日から、身軽なキャンプまで、アウトドア気分をちょっとだけ、お届けします。
