アウトドアごはんのデビューに人気の調理器具といえば、アルミ製の飯ごう・メスティンと、食パン1枚で作れるホットサンドソロ。

 どちらも使い勝手がよく、一台で様々な料理ができる優れものです。

 シングルバーナーで調理できるので、持ち運ぶときもかさばらず、もちろんおうちでも楽しめます。

 今回はメスティンで作れるレシピを紹介します!

» ホットサンドソロで作れるレシピ篇


メスティンがあるだけでアウトドア飯が上手に

 煮る、焼く、蒸すなどあらゆる調理が可能。ケーキやパンも焼け、通常サイズでは1.8合、ラージサイズは3.5合の炊飯ができる。

 今回は通常サイズを使用。熱伝導率がよく、時短も叶う。

イワタニ・プリムス

電話番号 03-3555-5605

●鯖缶の炊き込みごはん

 缶詰をそのまま入れて炊き込む、鯖の旨みが染みた栄養満点ごはん。

 直火炊飯ならではのお焦げも楽しめる。

■材料と作り方(1~2人分)

(1) 鯖の水煮缶1缶分の汁、醬油小さじ2、みりん・酒各小さじ1、しょうがのすりおろし小さじ1を合わせ、計200mLになるよう水を加える。

(2) 洗って30分ざるに上げた米と①をメスティンに入れて軽く混ぜる。鯖をのせ、ふたをせずに強火にかける。沸騰したら弱火にしてふたを閉め、12分加熱する。

(3) 火を止めて10分蒸らす。小口切りにした長ねぎとせん切りにしたみょうがをのせる。

●厚揚げ麻婆サンド

 五香粉と厚揚げのボリュームで満足感ある食べ応えに。

 道の駅で手に入れた肉味噌を使うのもいい。

■材料と作り方(1~2人分)

(1) 肉味噌を作る(市販でもOK)。メスティンにごま油大さじ1をなじませ、にんにくのみじん切り1片分と豚ひき肉150gを炒める。色が変わったら味噌大さじ2、豆板醬小さじ1、砂糖大さじ1、塩・五香粉各少々を炒め合わせる。

(2) 厚揚げ1枚を横4等分に切り、中央に切り込みを入れ、肉味噌を適量詰める。メスティンに残った肉味噌と水150mLを入れてよく混ぜ、厚揚げを並べ入れ、ふたを閉める。弱火で7分ほど煮て、糸唐辛子を添える。

2021.06.15(火)
Text,foodcoodinate & recipe=Ayumi Yoshikawa
Photographs=Nanae Suzuki

CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ちょっとだけアウトドア

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