◆甘い卵焼きと甘辛味のそぼろは相性抜群「三色丼」

■材料と作り方(2人分)

(1)薄焼き卵1枚は細く切る。さやいんげん4~5本は熱湯でゆで、冷まして縦半分に切り、3~4cm長さに切る。

(2)器に温かいごはんを茶碗2杯分盛り、鶏そぼろ適量と(1)をのせる。

※青いものがなかったら、二色丼でもいいし、刻みのりや紅しょうがを散らしても。

◆鶏そぼろがあればササッと一品に「中華あえめん」

■材料と作り方(2人分)

(1)もやし1袋(200g)はひげ根を取り、冷水につけて水気をきる。耐熱の容器に入れてラップをし、電子レンジに5分かける。

(2)中華生めん2玉は熱湯でゆで、冷水に取ってよく洗い、水気をきって器に盛る。鶏そぼろ適量と1をのせ、にらじょうゆ適量、ごま油小さじ2をかけ、あえて食べる。

飛田和緒(ひだ・かずを)

東京都生まれ。高校3年間を長野県で過ごす。現在は神奈川県の海辺の町で夫と娘の3人で暮らす。素材を生かした、毎日の暮らしから生まれるシンプルなレシピに定評がある。ここ数年はみそやアンチョビなどの、保存食作りにも力を入れている。
著書に『飛田和緒のおうち鍋』『飛田和緒の郷土汁』(ともに世界文化社刊)など多数。

『時間も食材も賢く使う飛田さんの料理の工夫』

料理家として、主婦として長年家族のご飯を作り続けてきた飛田和緒さんが、時間も食材も賢く使う「料理
の工夫」や「シンプルレシピ」を伝授します。もう凝った調理も、沢山の食材もいりません。おいしく食べきるための
工夫と知恵がぎゅっと詰まった一冊です。

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