【Method.7】イライラの解消には階段を上り下り
メンタルの問題こそ、体を動かして。ゆっくりリズミカルに階段の上り下りを1~2階分。血行が良くなり、副交感神経の働きが高まってリラックスモードに。
【Method.8】便秘に効果的な腸マッサージ
便秘の改善は気長に待つ気持ちが大切。無理に出そうといきむと、交感神経が優位になり、腸の働きが抑えられてしまうので、腸マッサージをしながら、排便を待つのがベスト。
「大腸は下腹部に四角を描くように位置しており、便はその四隅に詰まりやすい。そのため、左右のわき腹と下腹部をぐっとつかんでもみほぐし、これを上下交互に行ったり、おへそを中心に『の』の字を描くように、正面から見て時計まわりにマッサージするのがおすすめ。どちらも大腸の四隅を意識しながら行うと効果的です」
30分待っても無理なら、諦めも肝心。
【Method.9】ゆるスクワットで効率よく筋肉を鍛える
基礎代謝を高め、腸の筋肉も鍛えられるスクワット。
「背筋を伸ばし、ゆっくり息を吐きながら腰を下ろし、息を吸いながら戻る。これを朝昼夜10回ずつ」
【Method.10】発酵食品を2種類以上食べる
腸内環境のバランスは人それぞれ。善玉菌そのものであるビフィズス菌や乳酸菌を含むキムチ、ヨーグルトなど、色々な発酵食品を意識的に替えながら摂取を。
【Method.11】コップ1杯の水で腸を目覚めさせる
【Method.12】意識して写真を撮る
「視野も考え方も狭くなりがちな今、自分の気持ちを外へと向かわせることが大切です。スマホで1日1枚美しい画像を撮影すると決め、空や景色を見ながら歩いていると、視野が広がり、気持ちも晴れる。
目には入っているけど意識しないと見えないものを発見したり、ただ青空を眺めたり、風の音に耳を澄ましたり、五感を働かせて心地よい環境にひたることで副交感神経もゆるやかに働きます」
2021.04.11(日)
Text=Giraffe
Illustrations=SANDER STUDIO